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不動産オーナーも大変!
文化

不動産オーナーも大変!

私は、都内の不動産会社で働いています。
主に、アパートやマンションなどの賃貸物件をお客様にご紹介して契約するのが仕事ですが、中でも外国人のお客様が多いです。
日本は、狭い島国の歴史があるために、赤の他人とコミュケーションを取りながら暮らすという文化はなかなか聞いたことがありませんが、海外へ目を向けると、「ルームシェア」はごくごく普通です。
私も学生時代の留学先では、様々な国の人々とルームシェアをしたのが良い思い出なので、この仕事を通して、日本に来た外国人にはできる限り快適な賃貸物件を紹介できればと、常々思っています。

さて外国人と居住をあまり共にする文化背景のない日本人ですが、そのために色々トラブルに見舞われることもあります。
私も大家さん側に立って話を聞くと、びっくりしてしまうようなことも。
以前とあるマンションオーナーの方から、こんなご相談を受けました。
オーナーさんは一棟のマンションを所有しその最上階に住まわれているため、否応なしにも住民の色々なシーンに遭遇するのだそうです。
「とある国(ここでは伏せます)の女性に部屋を貸していたが、一人で入居の契約だったのに、いつの間にか男性の出入りが増え、どうやら現在ほぼ一緒に暮らしているようで契約違反ではないか。」という内容でした。この日は、一応不動産会社からも住民に確認してみるということになりました。
実際、都内では「ペット不可」「外国人不可」「女性入居のみOK」などの条件は築年数の経過と共に集客が難しくなるため、オーナーさん側もここは悩むところではあります。そこで、条件緩和する場合も多いがゆえに起きる一つのトラブルのケースです。

そしてある日、またまた同じオーナーさんから連絡がありました。
「昨晩の夜中に、あの某国の女性が下着一枚で泣いてピンポンを押してきたので、びっくりしてどうしたのかと尋ねたら、『彼氏とケンカしていたら頭に血が上ったようで暴れまくっている。お願い、かくまって!』というので、仕方なく警察に通報するしか手立てがありませんでした。」と相当疲れたご様子でした。
外国人同士のカップルの情熱が周りを巻き込む程熱すぎるのか?
それとも文化の差異なのか?いずれにせよ深夜起こされ、住民をかくまうことになるとは…。マンションオーナーさんも決して楽ではありません。
その後、オーナーさん宅にはこのような案件では行かないよう丁寧に入居者に伝えましたが、今も時々「今日カギを忘れたので、エントランスのオートロック解除してくださ~い。」と外からピンポンを押してくるとか。
うーん。オーナーさんはやっぱり大変です!

この記事を書いた人 ナカタニさん 不動産会社勤務の2児ママ。日々外国人の接客で文化のギャップに四苦八苦中。本気で中 国語と英語を学ぶしかないかと思い本屋で語学テキストを買うもなかなか進まず、通訳に お任せする日々を送る。 ナカタニさんの記事をもっと読む>>