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習いごと選びのポイント
家族 家族 2017.10.20

習いごと選びのポイント

秋になり、今年入園・入学した子どもたちは生活にも慣れてきたころです。
そろそろ新しい習いごとでもと考えているご家庭も多いのではないでしょうか。
中には、ママ自身も「何か学びたいわ!」と考えているかもしれません。
しかし、まわりに流されて何となく始めるのは要注意! 費用・送迎・未来を総合的に判断して習いごとを選択しましょう。
私やお友達の失敗談と合わせて子どもの習いごと選びのポイントをご紹介します。

隠れ費用にご注意!

習い事に掛かる費用は入会金、月謝だけではないことがあります。私は、長女にフラダンスを習わせています。ママ友から先生の良さと利便性の良い練習場所、そして月2000円という安さに惹かれて入会しました。しかし、いざ入会してみると発表会に合わせた新しい衣装代、年に一度のパーティーという名の発表会の参加費、先生へのお中元・お歳暮、練習場所費用など随所に徴収されました。1年間で換算してみると、結局月6000円ほどに……。
楽器の習いごとであれば楽器代もかかりますし、語学系であればテキスト代、交通費などもかかります。入会金や学費という名目的な費用だけでなく、年間にかかる費用を入会前に確認しておくと安心です。

1年後をイメージしてみて

ママ友の間で話題になっているのが、小学校にあがってからの習いごとをどうするかです。親であればたいてい同じ悩みをもちます。小学校を見越して水泳・英語・公文を始めた子がたくさんいます。しかし、「送迎が意外と大変」「英語や公文の宿題が多い。小学校の宿題と両立は難しそう」などの声を聞きます。
先輩ママの情報を得ながら、1年後はどうしているか、どうなりたいのかをイメージして習いごとを始めるといいでしょう。

「習いたい」気持ちが一番

子どもの習いごとで大事にしたいのが、本人のやる気です。
親がやらせたいだけではないですか?
子どもは親の人生のリベンジではありません。3歳過ぎたお子さんであれば、ぜひ一度お子さんと習い事について話し合ってみてください。お子さんの希望にしっかりと耳を傾けてあげてください。習い事をするもしないも、何を習うかも、お子さんの気持ちを尊重してあげると一生懸命頑張ってくれると思いますよ。
その他、兄弟がいる家庭は、費用やスケジュール、送迎のことなど、重複していくことの負担や将来を見据えて検討することをお勧めします。

子どもの習いごとは、体力がついたり、忍耐強くなったり、集中力がついたり、感情面で豊かになったりと子どもを成長させてくれることがたくさんあります。
お子さんも楽しんで、親も一緒に成長できたらいいですね。

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
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