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ちょっと気になる不動産投資Vol.1  初心者向け不動産投資の種類を紹介
地域 2018.01.16

ちょっと気になる不動産投資Vol.1 初心者向け不動産投資の種類を紹介

皆さんは、不動産投資というとどんなイメージがありますか?
一般的には、「初期の費用が多くかかる」「高リスクそう」「アパートの大家さんのこと?」等々が挙げられます。当然ですが他の投資同様、不動産投資にもメリットとデメリットがあります。それらをしっかりと理解した上で、自分ができそうなものを検討したいものです。
今回は不動産投資初心者の方向けの不動産投資の種類と投資方法をまとめてみました。

1.アパート・マンション経営

不動産投資といえば、自分がオーナーになって人に貸して家賃収入を得るのが、やはりポピュラーな方法です。
アパート賃貸経営は、基本的に一棟まるごと所有しているので、一般的にはマンション区分所有より利回りが高く、空室率の面でリスク分散にもなります。その一方、老朽化や防犯や防災面でのリスクがマンションより高く、管理やメンテナンスの手間が大きいことなども考慮する必要があります。
マンションの場合は、分譲マンションの一部屋を所有し賃貸する「区分所有」と、マンションまるごと所有し賃貸する「一棟所有」の2種類があります。
マンション経営で気をつけたいのは、管理費・修繕積立金等が発生するため、利回りも低くなる傾向があることです。またワンルームの場合はファミリー向けの物件に比べ、入室と来室の回転が早くなります。いざ売却したい時に買い手も付きにくい傾向があるため、最初は賃貸して後に転売を……と考えている人はその考慮が必要です。

2.シェアハウス経営

既に都内に多数あるシェアハウスは、日本に長期滞在したい外国人に人気があります。
戸建て物件などを一棟まるごと所有し、保証金(デポジット)を予め設定して部屋を貸し出すスタイルです。賃貸借契約時の保証人がいらないため、一般的に家賃は割高に設定することができます。もちろん日本人も入居でき、外国語を話す環境を求めている若者の入居も多いので、オーナーとして入居者と交流を楽しみながら経営するということも可能です。(筆者も学生時代、渋谷区笹塚のシェアハウスで外国人たちと暮らしたことが思い出です)
今後の展望では、2020年に開催される東京オリンピックを見据えて、民泊と共に受容の高まりが予想されているので、使っていない不動産を持っている人々による新規参入が増えるかもしれません。

3.民泊(Airbnb)経営

シェアハウス同様に東京オリンピックに向けてますます需要が増えていくと予想される不動産投資が民泊です。
Airbnb(エアビー)などの民泊仲介サイトに登録し世界中から集客できるシステムです。
例えば自宅の使っていない空き部屋を貸すことと、賃貸アパートやマンションの一室をそのまま民泊に使うという2種類の方法があります。
手軽で初期投資も少ないため、不動産投資の知識がなくても参入しやすい分野である一方、基本的には「民泊可能物件」であることが前提のため、いわゆるその許可の出ていない「闇民泊」経営者とマンションの管理組合とのトラブルも多くなっています。また、各自治体の規制も進んでいるため、まずは予めやりたい場所で可能かどうかを十分に検討するのがいいでしょう。

このように、不動産投資はオーナー以外でもできる方法もありますが、初期費用やリスク、規制などを十分に検討してから始めることをおすすめします。
次回は、さらにディープな不動産投資についてもご紹介していきます。

この記事を書いた人 ナカタニさん 不動産会社勤務の2児ママ。日々外国人の接客で文化のギャップに四苦八苦中。本気で中 国語と英語を学ぶしかないかと思い本屋で語学テキストを買うもなかなか進まず、通訳に お任せする日々を送る。 ナカタニさんの記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
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