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失敗しない賃貸不動産の選び方3つのポイント
地域 2018.01.05

失敗しない賃貸不動産の選び方3つのポイント

来春から、いよいよ進学や就職のために新天地で生活を始められる方も多いと思います。例年の傾向でいうと、毎年1月頃から都内の賃貸不動産も問い合わせが増え、3月では既に「希望する物件がなかなかない!」というケースもあります。
やはり「自分にとって住みたい部屋」は、「他の人にとっても住みたい部屋」なので、特に初めてのお部屋探しは重要ですよね。
今回は、一人暮らし予定の学生や社会人向けに、「失敗しない賃貸不動産」の選び方についてご紹介します。

まずは不動産屋で聞くこと

時々こんなお客様がいらっしゃいます。
「〇〇駅から徒歩5分以内、築浅5年以内の綺麗な物件で、女子一人だけの一人暮らしには最初不安なので、オートロック、エレベーター付きのマンションの3階以上、家賃は5万円以内でありますか?」

ハイ!そんな物件はそうそうありません。
いわゆる事故物件(なんらかの事件や事故などがあったお部屋のこと)でもない限り、都内ではそのような好物件は現実的には出ないのです。
そこでおススメしたいのは、沿線や駅ごとの相場観も必要なので、まずは駅構内で見かけるフリーペーパー等で希望する駅の相場を予めチェックしておくと良いでしょう。
次に、不動産屋に実際に行ってお部屋探しをする時に、最低必ず伝えてほしい必要事項が3つあります。

1.最寄駅または沿線
特に最寄り駅は資金が潤沢でなければひとつに絞らず、3~4つは候補で考えておくと候補物件がより増えます。

2.徒歩何分まで可能か
都内では、10分以内イコール家賃が高い傾向があります。自転車を使えるなら、もう少し妥協すると家賃が下がり、候補物件も増えてきます。

3.家賃の予算
家賃の予算は、予め希望する地域の相場を確認の上、決めておきましょう。
特に学生の場合は保護者が保証人になるため、仕送りの範囲で住める家賃に収まるように、親御さんともよく相談しておくといいと思います。新社会人の場合も、最初はお給料の3分の1以内に収まるような家賃がおススメです。

できれば内見できるところが望ましい

年度末を挟むと、前述した通り入退去ラッシュも重なり、現地へ行って実際にお部屋を見たいけれど難しいという場合もあります。
そこで、もし可能であれば内見を、無理であれば現地の様子だけでも見てほしいと思います。不動産屋では可能な限り案内対応してもらえるため、積極的に見ておくと後々安心です。
実際現地へ行くと、不動産屋のデスクの対面では伝えきれない情報がたくさんあります。

(例)
・物件周辺の様子(日当たり、道路、ゴミ捨て場のマナー状況等々)
・夕方以降の人の多さ(夕方から急に人通りが少なくなるところもあります)
・街灯の数(夜、歩いていて十分な明るさか)
・商店街の様子(活気があるか、生活必需品がそろうか等)
・最寄り駅までの所要時間(実際には開かずの踏み切りや急な坂があると時間が想定以上にかかるということもあります)

いかがでしたか?
初めての一人暮らしに向けて、なるべく安心・安全・納得のいくお部屋に住めるように、予め自分の条件に順位付けをしつつ早めに探し始めましょう。なるべく現地を自分の目で見て確認することがお部屋探しの失敗しないコツです。

この記事を書いた人 ナカタニさん 不動産会社勤務の2児ママ。日々外国人の接客で文化のギャップに四苦八苦中。本気で中 国語と英語を学ぶしかないかと思い本屋で語学テキストを買うもなかなか進まず、通訳に お任せする日々を送る。 ナカタニさんの記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
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