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高速道路上のトラブルは他人事ではない
時事ネタ

高速道路上のトラブルは他人事ではない

先日、東名高速道路上の追い越し車線に急停車させられた車にトラックが衝突し、人が亡くなってしまう痛ましい事件が起きた。高速道路を走る上での危険性について改めて再認識している人も多いと思う。
それにしても、子ども達も同乗している中で、意図的に他人を傷つけようとする事件が起きてしまうことを目の当たりにさせられると、家族を持つ身として他人事には思えない。

高速道路における交通事故の発生状況

内閣府の「交通安全白書」によると、平成26年中の高速道路における交通事故発生件数は1万202件(うち交通死亡事故189件)で、これによる死者数は204人、負傷者数は1万8,062人。前年と比較すると、交通事故発生件数、負傷者数及び死者数も減少しているとはいえ、あらためて交通事故の多さに「自分は関係ない」とは思えない数字なのである。

高速道路は一般道路より安全とはいわれるけれど

一般的に、高速道路は自動車専用の道路のため、歩行者や自転車がいない。
そのため一般道路よりも事故率は低いとはいえ、スピードが出ている分、わずかな運転ミスで事故にも結びつきやすく、一度事故が発生すると重大なものに発展しやすい。死亡に至る交通事故数に限ってみれば、一般道路の事故数の約2.7倍にも上がるという。
私たちが高速道路を車で走るときは、より慎重に、より気をつけていかなければならないのである。

高速道路上の事故、何が一番多いのか?

平成26年の高速道路における事故の種類統計をみると、車同士の事故の割合は90%を超えている。内訳は停止車への追突が最も多く、次いで走行中の車への追突が多くなっている。
次に車が単独で起こした事故の割合が約9%となっている。
そして車同士の事故では、単独で起こした事故では、防護柵や中央分離帯への追突が多い。
今回起こってしまった東名高速道路の事件は、まさに「最も発生している事件」だったことがわかる。

危険運転を犯しがちな人の特徴

たまに「車を運転すると人が変わる人」がいる。
普段はもの静かなのに、運転をすると急にそれまでの自制が効かなくなる。
それは、車がある意味安全でプライベートな「個室」だからかもしれない。
車に乗った途端に危険な運転をしがちな人が日常的によく行う代表的なものは、頻繁にスピード違反をする、車線変更を急に行いがち、前の車の後部に接近しがち、信号が赤になった瞬間に交差点に飛び込む等である。

自分のみならず、他人を傷つけてしまう可能性もある車の運転。
冷静になれば抑えることもできる怒りやイライラは、運転時には抑制が効きにくいことを今一度自覚しなければならないし、あのような惨劇が2度と起こらないように、ドライバーに対する啓蒙がより一層必要なのではないだろうか。

<参考文献>
内閣府「平成27年交通安全白書」

この記事を書いた人 おおつかけいこ 教師歴10年の経験をもつ教育者。ライティングの「ものかき」でマネージャーを務めるほか幼児教室も主宰 おおつかけいこの記事をもっと読む>>
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