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人の評価より信念が大事
子育て

人の評価より信念が大事

先日、ふと目にした日本経済新聞の「なやみのとびら」。一般人の悩みに著名人が回答するコーナーの話です。回答者は脚本家の大石静さん。

初対面の人とはうまく関われるが、二度目にあった方につまらない人と思われるのではないかとのお悩みでした。
相談に対し、大石さんは、このように回答されていました。

誰でも他人の評価は気になるもの。
でも、それよりも大切なことがあります。
「どう生きたい」かです。
他人にどう思われようとも、貫きたい『想い』です。
あなたの人生を支える信念です。
自分の信念を考えてみましょう。

私は、この記事を読んでドキっとしました。
私も他人の目が気になるタイプです。
子どもが生まれてからは、子どもが悪く思われたら嫌だなという気持ちがはたらくようになり、ますます他人の目が気になるようになっていました。

例えば、遠足のおやつ。
普段は子どもの健康を考え、簡単な手作りおやつにすることが多いです。もちろん、作れないときもあるので、そんな時は化学調味料が含まれていないシンプルな味、遺伝子組み換えに配慮したおやつを選びます。
それなのに、持たせる遠足のおやつはそんな考えから外れた袋菓子。
「そのおやつ、何で作ったの?」「美味しくなさそう」などとお友だちから言われて娘がショックを受けるのではないかと心配したのです。
もちろん、遠足という特別な時くらい、自分で好きなおやつを選ばせてあげてもいいかなとも思ってのことです。

しかし、徐々にお友だちの家にお呼ばれしておやつや飲み物を持っていく際にも同じようになっていきました。私があまり食べさせたくないなと思うおやつを食べる頻度がどんどん増えていきました。
「手作りおやつなんて良いママ風にして」「一般的なおやつじゃないなんて変わったママ」と自分が思われるのも避けたかったからです。

諸説ありますが、5才までに味覚は完成するという考えがあります。
また、食べた物で身体は作られるので、食をとても大事に考えています。
私はそれを信念としていたのに、簡単に曲げてしまっていいのだろうか、そう悩むようになりました。

そして、自分のおうちにお友だちを招いたときに思いきってみることにしました。
いつもの手作りおやつを出してみたのです。
子どもたちの評価はマチマチでしたが、ママたちからは「こういう手作りおやつを本当は食べさせたいの」という声が。お世辞でもとても嬉しかったです。
その後、お友だちと集まるときに手作りおやつが出される機会が増えてきました。
あのときに、自分の信念を曲げずに勇気を出してみて良かったと思います。

子どもたちにも「お母さんは、あなたたちに身体に良いおやつを食べてもらいたいの」と話しています。
中学生、高校生になって自分でおやつを買えるようになったときに「お母さんが作ってくれたおやつ食べたいな」と思い出してくれることを祈って。

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>>