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イベントレポート:非IT系が「すくすく!子育てエンジニア Meetup」に参加してみて分かった事①
家庭 2018.01.25

イベントレポート:非IT系が「すくすく!子育てエンジニア Meetup」に参加してみて分かった事①

イクメンという言葉がすっかり社会に浸透した昨今。イクメンに寄せられる期待はなにやら重くなっているような気がする。そもそもは「育児を楽しみ、積極的に行う男性、または、将来そのような人生を送ることを望む男性」のライトな略称だったはずだが、ふわっとしたイクメンがちやほやされる時代は終わりを告げ、今やイケダン・イクメン認定を得るためには、並々ならぬトライ&エラーに背を向けてはいけない空気がある。

「すくすく!子育てエンジニア Meetup」は、家庭や育児においてもっとエンジニアリングで何か出来るのではないか?解決出来るツールはないのか?というシステムエンジニア視点でナレッジを共有して、家庭に反映させていこうという勉強会だという。

勝手なイメージだが、奥さんが普段やっている家事や育児を手伝おうものなら、それは当たり前であると言われ、減点方式でカウントされる。それなら別のアプローチによる活路があるのではないか。

そんなこんなで、なにか革新的な事をやってくれそうな「子育てエンジニア」の取り組みを取材してきました。

イベントの会場は渋谷のヒカリエ。少し早く着いたので11Fで待ち。「100年に一度」ともいわれる渋谷駅周辺の再開発。窓から見るのは、そのシンボルとなる「渋谷駅街区東棟」でしょうか。

今回の会場は「DeNAのオフィス内にあるサクラカフェ」さすがDeNAさん!夜景が一望できる会場のムーディー具合にびっくり。ちらほらと参加者が集まってきています。

DeNAさんは、世の中の技術向上に貢献する勉強会やイベントを積極的に支援するため、 「DeNA TECH STUDIO」というエンジニアリングに関する勉強会サポートプログラムを運営しているそうです。

DeNA TECH STUDIO

17:30過ぎたくらいに、いよいよ始まりました。「子育てエンジニア Meetupとは?」まず主催者から勉強会の目的が説明されました。

家庭や育児においては色々と大変なことがある。その大変をエンジニアリングでサポートしたり、世の中にあるツールで解決できないか?というイベント概要が改めて語られます。皆さんのもっているtipsを共有して、家に持ち帰ろうとのことで、ここにきて普段聞きなれない「tips」という単語にやや心拍数が乱れます。

そして、この勉強会が他と違うところが2つあるそうです。

まず一つ目!「時間帯」一般的な勉強会は19時くらいから開催して21時に終わってお酒を飲むというノリだと思いますが、今回は17時から19時の予定。そしてアルコール無し。たしかに会場内のケータリングもソフトドリンクしかない。早い時間に開催すれば早く家に帰れる。そして家族に「今日こんな面白い話が合ったよ、うちでもどう?」とその日のうちに共有できればとのことで。なんという家族想いの首尾一貫っぷり。酔っぱらって帰らずに、家族と飲んで話してくださいとのことでした。

二つ目!「特定企業に依存しない」勉強会は企業のブランディングのためになりがちだけれど、主催者3名も別の企業。会場もいろんな企業に協力してもらう予定で、一所では開催しないそうです。なんとなく企業の垣根をひょいっと超えるフットワークの軽さを感じます。

次に今日のイベントスケジュールですが以下のような構成になっていました。

17:40-18:25 15分枠①yukiasai:「家庭内Slack導入までのお話」②kohei_tabata:「家庭をプロジェクトとして捉えなおして運営した話」③YutakaTajika:「我が家のAlexa事情 〜妻と娘と私とAlexa〜」18:25-18:35 休憩18:35-18:55 5分枠①tamadon:「自作育児サポートアプリのその後」②chun_ryo:「子育て初期の困りごと、アプリ・サービス開発のネタ」③tarappo:「我が家のLINEを中心とした情報共有」④tebasaki:「育児タスクのカンバン管理 離乳食編」

「15分枠が3つ」「5分枠は4つ」という畳みかけるようなハイテンポなすごい構成になっています。

ということで、さっそくソフトドリンクで乾杯~!

乾杯したのも束の間、すぐに1発目「家庭内Slack導入までのお話」が始まりました。

軽い自己紹介からでしたが、まず仕事内容が専門用語で分からない…のはともかく…趣味が「タスケード?」をやったり「リアクトネイティブ?」を書いていますって…。趣味って言ったらアウトドアとか読書とかじゃないのか…と非IT系はここで激しく動揺。

ハイセンスな資料ですが、家族紹介のところも(ver 30.9.0)的に、バージョンで紹介されてまして…メジャーverが年齢、マイナーverが月、パッチのverが週だそうです…

恋人という関係のときはLINEを使ってたけれど、結婚、出産により、とくにコミュニケーション・情報共有がより複雑になってくる。そうなってくるとエンジニアは「やっぱSlackやろ!」となるそうです。そこで奥さんにゴリゴリSlackの凄さをアピールするものの、非エンジニアの奥さんには「え、難しそう、LINEでよくない?」ということで導入失敗。…導入に抵抗があるのは、なんかすごく分かる気がするな…

そこから「LINEでちょっと頑張ってみた期」に突入。どうやらSlackは、さまざまな外部サービスとの連携を得意としているようで、それで効率化を図れるということみたいです。

「旦那さんはLINEでは満足できないが、奥さんにSlackの価値を受け入れてもらえない」

この葛藤を乗り越えるために、エンジニアの強みを活かしてLINEを外部サービスと連携させて便利さをアピール。Slackへのハードルを徐々に低くしていく…そして「Slackいいかもしれないと思わせる」という作戦だそうです。

そしてついに「slack導入成功期」に。いきなりインプットし過ぎてハードルを上げてしまった敗因をふまえ、少しずつ「便利かも感」「面白そう感」をアピール。なにより家族のためにやっていることなのでストレスが発生しないことに注力しつつ進める。

たとえばフリマのアイテム監視Bot…メルカリ、マクマ、ヤフオク、フリルにあがってくる奥さんのお目当ての品をslackのチャンネルに集約して通知するという設定に。いやーそんな事できるんだな…

子どもの写真も「GooglePhotos」を連携させて共有。スケジュールは「Googleカレンダー」で、新しく予定を追加するとslackに通知され、ほとんど物理カレンダーとの置き換えができているようです。

そしてTrello連携…最近よく耳にするようになった「Trello」。ふせんを貼ったりはがしたりする感覚で、タスクが管理できるツールということで、シンプルで使い勝手がいいのかエンジニアさんたちに愛されている模様。

これを使って、例えば、子どもの幼稚園の手続きの一覧だったり、進捗を共有。旦那さん奥さんどちらでも進められるような状態にして属人性を排除する。あとは会話のなかで上がった「やりたい・ほしい」をTrelloにアップしてリストに蓄積。それを暇な週末に消化していったりとか、プレゼントしてみたりしつつ「slack導入成功」をたしかなものにしているようでした。

『タスク管理ツール「Trello」の使い方をTrello社の社員たちに聞いてみた』Iifehacker記事より

ちょっと時間が余ったので「育児と仕事」のことにもちょっと触れていました。リモートワークと育児休暇ということで、リモートワークだと「パパ遊んでと言われたら休憩」「仕事終ったらそのまま庭に飛び出して遊ぶ」もできるし、家事も「ビルド中?に洗濯、掃除」ができてしまうそうで…さらに1か月育児休暇をとって幼稚園に入園する前の娘さんとの思い出づくりをする予定だとの事。

さらに残りの時間で「Integromat」の素晴らしさに触れていましたが、この時点で、申し訳ないんですが正直頭に全然入ってきませんでした。ツールを連携させるのに優秀な何かなのかな…

とりあえずこのサイトを参考にして頂ければと

「アプリケーションをつなぐIntegromatが素晴らしい」Qiita記事より

ここでようやく15分。ゴングに救われた感がありました。ここまで家庭や育児に向き合っていれば十分な気がします…「子育てエンジニア」の1発目にちょっとビビりました。続きは改めて書きます…

ちなみに「家庭内Slack導入までのお話」のスライド資料はこちらになります。

「家庭内Slack導入までのお話」スライド
この記事を書いた人 コミュシル編集部 コミュシル編集部です。記事を通してコミュシルがもっと人と人を繋げる場になるように日々頑張っています。 コミュシル編集部の記事をもっと読む>>
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