コミュニティ チーム 家族 コミュニケーション 寄稿記事/取材依頼/お問い合わせ
義理親との付き合い方
家族 家族 2018.01.01

義理親との付き合い方

結婚すると始まる義理親との関係。悩ましいという話はよく聞きます。
友人の中にも、「関係がギクシャクしているから義理親の家には泊まらない」と言っている人がいます。他人ではない分、一度拗れてしまった関係を修復していくのは、なかなか難しいものです。

私は本当に恵まれていて、義理親との関係は良好でそれほど悩んだことはありません。 家に遊びに行くと「こんなときくらいゆっくりしていなさい」と私を座らせ、両親が料理や洗濯をしてくださいます。
逆に我が家に遊びに来る際には、家が散らかったままでもそれを悪く言ったりしません。むしろ、「一人で子ども二人をよく面倒見て偉いね」と言って労って下さるくらい。
心の中では色々と思うところはあるかもしれませんが、それを全く出さないので、こちらも安心して甘えられるのです。有り難い限りです。

こんな良好な関係でも、やはり本音を言えないことも。特に子育てに関わることでアドバイスされ自分の意見と違うと真剣に悩むこともあり、主人に愚痴を溢したこともあります。

でも、友人のある一言で私の考え方が変わりました。
友人のお義母さんは世話好きな方のようで、子育て、親戚との付き合い方、お祝いの席での服装など色々とアドバイスをくれるらしいのです。それもかなり具体的に。
例えば、「お祝いの席での服装は4肌をあまり見せない長袖の紺色ワンピースに黒いハイヒール、大きめの真珠のネックレスがいいと思うわよ。ないのならば、私の物を使ってね。」という感じなのだそうです。
「悪気があるわけではなく、本当に善意でアドバイスしてくれているのだから」と今までは、アドバイスの通りにしてきたと。でも、やっぱり年代が違う服を着ると何かしっくりこないし、自分の生活で見合った物を着ていたいと思っていたとのこと。子育てのこともアレコレ言われると、自分の意見がなくなっちゃうと困って悩んだそうです。
そして、「これからは自分の思ったことは伝えようと決めたの」と決心を私に話してくれました。

その理由は 「気持ちよく介護をしたいから。」
このまま自分の気持ちを伝えないままいたら、義理親を介護しながら憎しみを込めてしまうのではないかと思ったらしいのです。

彼女の決断は本当に素敵だなと思いました。
私もお世話になっている義両親にも気持ちよく、いつまでも関わりたいと思います。
だから、少しずつではありますが、自分の思うことは言うようにしています。

年末年始で義理両親にも会う方が多いのではないでしょうか。
ぜひ、関係をよりよいものにするために自分の言動を少し変えてみてはいかがでしょうか。

最新記事を毎日お届け
義理親との付き合い方

この記事が気に入ったら

関連記事