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かわいい子には、旅をさせよ ~お泊り保育 前編~
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かわいい子には、旅をさせよ ~お泊り保育 前編~

大事に育ててきたわが子。食べること、寝ること、遊ぶことなどすべて愛情込めてやってきました。特に第1子は、親も子育てが初めてなので不安や心配はつきもの。そして、ついつい過保護になりがちです。

有名なことわざで「かわいい子には、旅をさせよ」があります。
そう、いつまでも親が子どもに付きっきりでいるわけにはいきません。子どもが自立できるように促すのも親の努めです。
我が子(5歳長女)の『お泊り保育』体験から母親として感じたことを前編・後編で記します。

「参加しない!」と抵抗

お泊り保育2週間前のこと、娘が出欠確認の用紙を持ち帰ってきました。
そして「おとまりいかないから。」と一言。
私は驚きました。祖父母の家に一人で泊まりに行ったり、お友達の家に泊まったりした経験があるので全然不安はないと思っていたからです。欠席でもOKという園の方針でしたが、クラスのお友達と仲良くなれる良い機会だと私は思い「参加する」に丸をつけました。そして娘が楽しく参加できるようにしてあげようと心に決めました。

お泊り保育1週間前

お泊り保育の前には、園の計らいでアンケートが行われました。心境に変化はないか、などを問うアンケートです。
「不安と楽しみが半々の様子です。母と離れて寝られないと言っています。」と先生に娘の状況を伝え、協力を仰ぎました。他の子も同じように不安に思っているようで、先生がお泊り保育でのお楽しみを色々と話してくださったようです。おかげで娘も「先生、寝坊しちゃうかもしれないから起こさなきゃいけないんだよ!」と嬉しそうにお泊り保育の事を話すようになりました。

お泊り保育前日

お泊り保育がどんなに楽しいものか分かりやすく伝えるにはどうしたらいいのか考え、去年のお泊り保育の写真を見せました。そこには、知り合いのお兄さんお姉さんがキャンプファイヤーで踊ったり、アイスを食べたり、布団を並べて横になったりと活き活きとした様子で写っていました。「私もやりたい!! 楽しみになってきた。」娘はそう言うようになりました。

お泊り保育当日

荷物の最終チェックをしていると「やっぱりお母さんと一緒に寝たい。」と言い出す娘。目の前に座らせ手を握りながら「きっとお友達も不安だよ。お母さんもお泊り保育は緊張して眠れなかったの。でもね、一緒にご飯を作ったり眠ったりしたのは本当に楽しかったんだ。●●ちゃんが楽しんでる写真を見てお母さんおうちで応援してるからね。」そう言って送り出しました。
門での別れ際、ニコニコ笑顔で園に走っていく友達の中、一人シクシク泣く娘。困ったな大丈夫かなと心配になりましたが、「いってらっしゃい!」と笑顔で先生に引渡しました。

わが子は、先生やお友達との仲を深められるのか、しいては自分の壁を乗り越えられるのか。母と子、人と人との複雑な感情が入り乱れます。
かわいい子には、旅をさせよ~お泊り保育 後編~ に続く。

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>>