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サンタクロースの存在
子育て

サンタクロースの存在

“もうすぐサンタクロースがくる!”今年もこの時期がやってきました。
子どもには純粋な気持ちをもってほしいと願う親は多く、クリスマスは夢を与えるイベントです。しかし、親の気持ちとは裏腹に、「プレゼントはママがもってくるって聞いた」「〇〇君がサンタはいないって言ってた」などと、子どもは友達から色々なことを聞い
てきます。
今回は、子どもからサンタクロースの存在を問われたときの対応についてお伝えします。

子どもが気づく瞬間

「クリスマスに関する調査」(※1)によると、4~6歳の子どもは9割がサンタクロースの存在を信じていることがわかりました。一方で、10歳を過ぎるとその割合は3割に激減します。

「友達がいないと言ってた」
「本当はママやパパがプレゼントを買ってるという場面をテレビでみた」
「親が枕元にプレゼントを置くところを見た」

このようなことから“サンタはホントにいるの?”と子どもが疑問をもつことが多く、疑問をもったら親に聞いてくるようになります。子どもへの対応は、家庭によって異なるようです。サンタは存在しない、存在するというそれぞれの対応をみていきましょう。

サンタクロースは存在しないと伝えるケース

「実は、サンタクロースはいないんだよ」と正直に伝えるパターンです。
この前提として、子どもがサンタの存在に強い疑問をもっていたり、理屈っぽく存在を否定しているなど、存在すると言っても信じてもらえないケースが背景にあることが多いです。。これまで信じこませていたことも含めて正直に話すという家族もあります。
サンタクロースが存在しないと伝える場合は、それまでは“存在する”としていた過去があるので、言葉を補足するといいかもしれませんね。例えば、「小さい子どものときにしか味わえないワクワクを感じて欲しかった」「パパもママも、昔はサンタからプレゼントを
もらえると楽しみにしていた良い思い出がある。同じ思い出を残してあげたかった」など。子どもを想って、ステキな思い出をつくりたかったという理由を添えてあげれば、より子どもに響くと思います。

サンタクロースは存在すると伝えるケース

これまでサンタの存在を信じてきた子どもの気持ちをくみとり、サンタクロースは存在すると突き通すパターンです。夢があってよさそうですが、存在を肯定するにたる理由がないと子どもは納得しないこともあります。また、プレゼントを親が置いているところを見られた……など物理的にどうしようもない場合も、工夫して伝える必要があります。
「今年からサンタが来られなくなってサンタの役を頼まれた」「サンタクロースはたくさんの国に行って忙しいから、パパとママがプレゼントを代わりに受け取って置いた」など、これまでのことを肯定したうえでサンタがいることを伝えます。

ネット上では、「昔のサンタとは違って、今のサンタはプレゼントに直接関わらなくなっている。子どもたちはゲーム機器やスマホなどを欲しがるようになり、サンタが作ることができない。だから、ゲームやおもちゃをつくる会社、それらを運ぶ会社、プレゼントを置く親がサンタクロースに協力して、役割分担している」という回答も話題になっています。

存在を肯定するパターンは、「心の中にサンタクロースは存在する」ということを、現実社会にあわせながら伝えるもので、意外にも大人にも響く内容になっているかもしれませんね。

「サンタさんはホントにいるの?」の答え方。
回答ひとつで、哲学的にも、現実的にもなります。
夫婦で話し合いの機会をもち、子どもにはどんな答えがよいかを考えてみてくださいね。
個人的には、大人になった今でも、夢を与えてくれるサンタクロースは(心の中に)いると思っています。

この記事を書いた人 佐藤理香 株式会社子育て研究所代表 佐藤理香の記事をもっと読む>>