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会話のキャッチボールの重要性
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会話のキャッチボールの重要性

先日友人が「婚活に行ってきたんだけど…」と切り出し、話を始めました。

彼女は、これまで仕事に専念していたので、結婚に対してピンときていない様子でした。しかし最近になり、結婚を意識し、望むようになったそう。
そこで、初めて婚活というものに参加してきたようです。

ところが、楽しかったかと聞いてみると、「うーん。楽しいか楽しくないかと聞かれると、楽しくはなかったんだよね。」と彼女。そして、婚活の結果知り合った男性に誘われ、食事に行ってきた内容を話してくれました。

彼女の話の内容は、頑張って話し掛けたけれど会話が全然広がらないというもの。
「向こうから食事に誘ってくれたから、多分こちらに興味がない訳ではないと思うんだけど。そういう性格なのかな、メールの時から、コミュニケーション苦手なのかな?と感じる予兆はあったんだよね……。」と苦笑いで話してくれました。
きっかけは、彼の方から「食事に行きませんか?」との誘いがあったので、頑張ってみようと思いOKを出したこと。

ところが、質問はいつも彼女から。
「いつにしますか?」と彼女が聞けば
「来週なら空いています。」と彼。

「◯日と△日なら、どちらが良いですか?」と聞けば
「◯日が良いです。」

「何時から大丈夫ですか?」
「19時からならいいです。」
「待ち合わせはどこにしましょうか。行きたいところはありますか?」
「特にないので、どこでもいいですよ。」

この調子で、彼女が聞いても彼から聞いてくることはほとんどなかったそうです。
彼女の言う“会話が広がらない”の意味は、会話のキャッチボールがうまくいかないということだったのです。
それは、実際に会ってみても同じだったようで、食事中も彼女から話題を振って、彼は答えるばかりだったそうです。
結局彼女の中に好意は芽生えず、帰り際に彼から「また良かったら食事に行きましょう。」と言ってもらったそうなのですが、次はないかなと思い、帰路についたというエピソードでした。

それでも彼女は、良かった部分はポジティブに捉え、前向きに考えるところが素敵なのです。
「自分の行きたかったお店に行けたから、お店の雰囲気も分かったし、まあいいの!でも、やっぱりあの空気感で食べるより、今度は楽しく会話できる人と行けたらもっといいかな!」
しっかりと次に目を向けている彼女を見て、なんだかたくましくなったなと感じました。

このエピソードで改めて、コミュニケーションをとるには、会話のキャッチボールが必要不可欠なのだと感じました。相手に興味があるとしても、やはり質問がなかったり、同じ話題を共有できなかったりでは相手に不快な思いをさせます。そして、同調やうなずきが、心理学的にも重要視される意味が実証されたように思いました。

他人とコミュニケーションをとるときは、なるべく相手を見て、うなずき、同調するようにと心掛けていますが、親や夫、更には子どもなど、近い存在ほどないがしろにしてしまいがちです。
身近な人だからこそ大切にしたいコミュニケーション。
彼女の話を教訓に、これから、友人や初対面の人はもちろん、身近な家族にこそ気持ちよくその場を過ごしてもらえるよう、心を込めて対応していきたいと感じるのでした。

この記事を書いた人 まゆ先生 専門家としてTV出演実績もある保育士ライター@株式会社子育て研究所 まゆ先生の記事をもっと読む>>