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絵本で世界を旅しよう ~世界の食文化編~
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絵本で世界を旅しよう ~世界の食文化編~

旅は見たことのない景色に出会え、違う文化に触れ、その地ならではの味覚を味わうことができます。今まで知らなかった世界を見ることで、自分の考え方が広がり、生き方を考えさせてくれます。また、そのことにより不思議なことに自分が住んでいる土地の良さの発見にもつながるでしょう。

しかし、旅行は時間とお金がかかります。気軽には行けません。
そんな時は絵本で旅をした気分に浸りませんか?
絵本を開けば、すぐにあなたはその国を旅することができますよ。
さあ、絵本で世界を旅しましょう。

「絵本で世界を旅しよう」第二段です。
子どもといっしょに世界の食文化を知るなら「ふしぎびっくり写真えほん 干したから・・・」(写真・文 森枝卓士/フレーベル館)がお薦めです。森枝さんは、東南アジアを中心に世界各地で取材活動を行い、食にまつわる著作などを多数発表されています。

世界の食文化をのぞいてみよう

この絵本は写真絵本です。難しい表現はなく、思ったまま、ありのままを写真と少しの言葉で表現されています。
たとえば、ラオスではカエルやコウモリ、ネズミの干物が売られていることが紹介されています。ただその物を紹介するだけでなく、売っている市場も写っているのでラオスという国はどんな気候で、どんな人種がいて、どんな生活をしているのかを垣間見ることができ、想像し、もっと知りたいという意欲を掻き立ててくれます。

別のページではラオスの山岳民族の村の家の様子が紹介されています。電気もガスもない、薄暗い家の中で、家族みんなが楽しそうに食卓を囲んでいます。日本のにゅうめん、オムレツ、煮物のようなものを食べています。お箸やレンゲをつかって食べることも分かります。家の中にはソファーやテレビもありません。それらのページを見て、6歳の娘は「え~ネズミ食べるの?」「コンロないのにどうやってご飯作るんだろう」色々発見していました。

人間の知恵のすばらしさ

日本の台所の写真では、こんなにも干したものに囲まれていたのかと驚きました。お米も干したものなんですよね。日常の中で身近すぎて“当たり前”になり、あまり考えずに過ごしていたことで、大人もとても勉強になる本です。
また、干したものは昔の人や地域の人たちの知恵ということも再確認しました。電気やガスがない時代や場所で、どのように食物を長く、おいしく保存させるか試行錯誤したのだろうと思います。自然のめぐみと人の工夫の結晶というのが少ない言葉から強く伝わってきて、干したものをもっと食べようかなという気持ちになりました。

絵本の話から発展して、貧困問題、食品ロスなども子どもと話し合えたらいいですね。大人も子どもも楽しめる絵本、読んでみてはいかがでしょうか。

絵本で世界を旅しよう ~モンゴル編~
この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>>