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育児書としてもお薦め!今話題沸騰中の漫画「君たちはどう生きるか」
家族 家族 2018.02.16

育児書としてもお薦め!今話題沸騰中の漫画「君たちはどう生きるか」

宮崎駿監督が最後に作ると宣言した映画。その題材として選んだのが吉野源三郎作の小説「君たちはどう生きるか」です。
1937年に出版され、今も多くの人に読み継がれている歴史的名著です。
その本が漫画家の羽賀翔一によりはじめて漫画化され、SNSでも話題沸騰になっています。読書の習慣はあまりないものの、ミーハーな私は読んでみることにしました。
私が読んで感じたこと、学んだことを記したいと思います。

育児書としても最高、将来は子どもにも読ませたい1冊

最初はタイトルが壮大なテーマのため、取っつき難そうな印象でした。
でも、もとは児童文学として出版された本ということで、実際読み進めると驚くほど分かりやすく且つ漫画部分もあるため読みやすいのです。
読書スピードが早くない私でも、3時間で読破できました。
なかでも、「世の中とは?」「生きる意味とは?」「なぜ勉強しなければいけないのか?」「なぜ人は苦しむのか?」など、子どもが成長していく過程でぶつかるであろう内容が盛り込まれていて、この本を読んでいれば、将来子どもに問われたときに納得いく答えを出してあげられるように思いました。
そして、子どもが小学校高学年になる頃には、ぜひ子ども自身にもこの本を手に取ってもらいたいものです。

大人だって遅くない「自分の生き方」を考えること

「自分はどういう考えをもって、何を軸として生きていくか」を真剣に考えずに過ごしてきた大人も少なくないのではないでしょうか。
「他人の目」「他人の評価」に惑わされるようでは、まだ自分自身の生き方は定まっていないのです。
この本を通して、「自分自身がどうしたいか」心の底にある声に耳を傾けることの大事さを痛感させられました。
今からでも遅くはないのです。子どもや家族とどう接していきたいか、社会とどう関わっていきたいのか、子どもが巣立ったあとは何をしたいかなど、今から考えて行動に移していきたいと思いました。

同じ出来事でも、感じたり思ったりすることは人それぞれ違います。
私も、自分の生き方を子どもに押し付けないように配慮したいと思いました。そして、子どもが自分の生き方を自分で見つけられるようサポートするような子育てを心がけたいです。

あなたも、生き方・子育てのヒントに「君たちはどう生きるか」を読んでみませんか?

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
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