コミュニティ チーム 家族 コミュニケーション 寄稿記事/取材依頼/お問い合わせ
妊活ママの心の保ち方。夫婦で気持ちを一つに!
家族 家族 2018.01.09

妊活ママの心の保ち方。夫婦で気持ちを一つに!

新年を向かえ、初詣で「今年こそ赤ちゃんを授かれますように!」とお願いした妊活中のママも多いことでしょう。
かつて、私も第一子を迎えるまで3年間の妊活を続けてきました。毎日の基礎体温チェックにはじまり、排卵日検査薬での確認、葉酸サプリメントの服用、禁酒、漢方、鍼灸、子宝祈願めぐりなど妊娠に繋がりそうだと思うことは何でもやってきました。今思うと、妊娠のことばかりで頭がいっぱいになりすぎて正常な心理状態ではなかったと思います。
頑張っても頑張っても毎月生理がやってきて、絶望感に似た落ち込みがくるという繰り返し。街中の妊婦さんを見るとなぜ自分には赤ちゃんがこないのかと涙が出てきました。友人の妊娠報告も素直に喜べず、そんな自分も嫌になる始末。

タイミング療法から体外授精までしてきた自身の体験を振り返りながら、自分と同じ悩みを持つ方に向けての「心の持ち方」をご紹介します。

妊活する際の心の保ち方3つ

妊活はときに長期戦になります。それを乗り切るためには心の保ち方が大切です。
次の3つのポイントを参考に、“あなたなり”に心を保ってくださいね。

<1>夫婦で気持ちを一つに
まずは、何より夫婦が同じ気持ちで妊活に挑むことが大事です。
妊活では、「この日に夫婦生活をもつとよい」「この日に病院にいく」など、タイミングがとても重要になります。二人とも本心から子どもが欲しいのかよく話し合いましょう。自分だけ妊娠に熱心になり過ぎ、パートナーへの接し方を間違えれば「妊活離婚」となることも。また妊活に挑む前に“やめ時”と“予算”を決めましょう。妊活中に二人の時間を楽しむことを忘れないのも大切です。

<2>“淡々と”“冷静に”妊活をしてもなかなか結果に結びつかないと、「このまま妊娠できないんじゃないか」という思考になっていきます。妊娠検査薬で陽性が出たと思って喜んだのも束の間、後日生理がくるということも珍しくありません。
毎月生理がくるたびに落ち込んで泣いていては心身ともにもちません。長期戦の妊活を闘い抜くには、“淡々と”“冷静に”状況を受け入れることがポイントになります。

<3>自分を責めない
妊活が続くと陥りやすいのが「妊娠できない身体なんてダメな私」「パートナーに申し訳ない」と自分を責めてしまうこと。妊活は夫婦の問題です。不安なことや悩んでいることは夫婦で共有し合い、不必要に自分にストレスをかけないようにしましょう。

最後に、私は奇跡的に妊娠し、無事に赤ちゃんがお腹の中で育ち出産まで迎えることができました。同じように妊活をしていても授からない夫婦もいます。検査をしても原因不明だと言われる人もいます。残念ながら「子どもが欲しい」といくら願っても叶わないこともあります。どんな未来になろうとも、夫婦で一緒に乗り越えようという気持ちがもてるといいですね。
実際に、私は「最後の人工授精。これで駄目なら夫婦二人の人生を楽しもう。」と決めていた矢先に授かりました。
私たち夫婦の経験談が、妊娠を望む夫婦の希望ある未来の一助になれば幸いです。

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
妊活ママの心の保ち方。夫婦で気持ちを一つに!

この記事が気に入ったら

関連記事