ちょっと気になる不動産投資Vol.3 「こんなのあるの?ペット付きシェアハウスなどの意外な不動産投資」
第1回目は誰でも名前は聞いたことのある不動産投資、第2回目は上級者かつ資金のある人向けの不動産投資についてまとめてきました。
今回は、ちょっと変わった、「こんなのあるの?」という不動産投資をまとめてみました。
1.軍用地への投資
実は米軍基地がある沖縄に多い不動産投資で、国内の自衛隊の基地も含まれます。
以前、沖縄出身の某タレントが軍用地投資をしているという報道が出て、初めて聞いた人も多いかもしれません。
通常の不動産投資より利回りは低めですが、基地が返還されない限りは国が借地料を払ってくれるので安心なうえに税金対策にもなります。
2.ペット付き共生物件
ネコや犬等、動物と一緒に暮らせるのが売りの物件です。
都内では制限があるけれど、「どうしてもペットが飼いたい」「忙しくて一人だけでお世話できるか心配」こんな人向けにできたシェアハウス等があります。
動物OK物件を求めるニーズは一定数あるので、それを見込んでシェアハウスを運営しているケースもあります。
3.太陽光発電付き物件
既に持っている物件の屋根や屋上に、太陽光発電のパネルを設置して発電した電力を電力会社に売却できる仕組みを持たせたものをいいます。
日中の電気は基本的に電力会社に売却するなどして運用することで、家賃収入とは別に収益が出せる物件にもなります。
4.風力発電や地熱発電の経営
土地付きの風力発電や地熱発電施設への投資です。
平均的な表面利回りは比較的高く、手間もあまりかからないというメリットがありますが、風力の方は利益が気象条件に左右されるリスクがあります。地熱では、温泉による熱の利用のため気象条件にそこまで左右はされないかもしれません。いずれにせよ、自然災害や経年劣化による設備の故障などのリスクはあるので、かなり上級者向けといえるでしょう。
5.トランクルーム・ガレージ等の運営
トランクルーム、倉庫、ガレージ、コンテナ等、色々な種類があります。
オシャレにリノベーションすることで、「第2の自分の部屋」を求める人々のニーズを掴む可能性もあります。手間や管理コストが低めなので、上手に運営すれば高利回りも期待できる投資です。
最後に
不動産投資には、実は色々な種類の物件や投資方法があります。
終身雇用も崩壊しつつある現代においては、早期リタイア後を考えたり、サラリーマンをしながらも資産運用をしたりと目的も多様です。
興味がある人は、不動産投資のリスクもしっかりと確認した上で、ご自身に合う不動産投資を見つけてみてはいかがでしょうか。