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【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part9 ~悲しい別れと胎動~
家族 2017.08.11

【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part9 ~悲しい別れと胎動~

絶対安静の1週間

切迫流産は、簡単にいうと流産しそうな状態です。病院の方針により入院か否かが決まりますが、私は自宅安静になりました。
「赤ちゃんを守るために、トイレ以外は横になること」と先生に言われ、どうしたらよいか悩みました。結局、母に家に来てもらい泊りがけで身の回りの世話をしてもらうことにしました。

母は私から切迫流産になったとの連絡を受けた晩、不思議な夢を見たようです。
『かわいい女の子が歩いてきた』と。
だからか、私の家にやってきた時は「大丈夫よ!元気なかわいい女の子が生まれるから!」と自信いっぱいでした。因みに、まだこのときは性別不明です。

私もそんな母に勇気づけられ、久しぶりに親子でたくさん話をし充実した時間を過ごすことができました。風呂にも入れないので、身体を拭いてもらったりと母の有り難さを感じました。

1週間後、診察に行くと元気に動いている胎児を確認。本当に安堵しました。
先生からも通常生活に戻ってよいと言われ、仕事を再開しました。
しかし、赤ちゃんを守るために「絶対無理をしない!」と心に誓いました。

悲しい別れと胎動

その後、無事に妊娠5ヶ月の安定期を迎えました。やっとここまできたという感じですが、まだまだ妊婦生活も折り返し地点。
そんな矢先に義祖母が亡くなりました。旦那さんは、両親が共働きだったため義祖母によく面倒を見てもらっていました。また結婚後、自宅介護では旦那さんと3人で過ごすことも多々ありました。そんな大切な存在を失い、私たち夫婦は心にポッカリと穴が空きました。

亡くなった当日。不思議なことが起こりました。
悲しみに暮れていた時のことです。私はお腹にポコっと何かを感じました。ガスでも動いているのかなと思ったのですが、ポコポコっと何度も感じます。
「これはもしかして胎動?」旦那さんに報告しました。義祖母がこの子に力をくれたのかもしれないなんて話をしました。

皆さんにも同じような経験はありますか。
「ご先祖様がいつも見守っているから、ご先祖様は大事にね」と言われて私は育ってきました。人の命が繋がっていくこと、先祖から代々継いできたものの有り難さを実感したのでした。

苦難の体重コントロール

妊娠も進むと、食べつわりに悩まされるようになりました。とにかく何か口に入れていないと気分が悪くなるのです。食べると落ち着くのがチーズパンや炭酸飲料だったため、みるみる体重は増えていきました。妊娠4ヶ月にして早くもプラス2キロ。先生からも体重増加の注意を受けてしまいました。

一番効果的だったのは、毎日体重を計り、毎食何を食べたかを記録することでした。自分が太りやすい食材・メニューを知ることができたのも、このおかげだと思います。そのかいもあり、出産時にはプラス8キロでおさめることができました。この体重コントロールが安産に繋がったのだと信じています。

でもなぜ、安産がいいのでしょうか。
妊婦の痛みが短くて楽だから?もちろんそれもあるでしょう。
それよりも、赤ちゃんが苦しむ時間が少しでも短くなるようにです。
「母としてできることはしてあげたい」妊娠して身体も変化しますが、親心も芽生えてくるのです。

こんな形で、私は妊娠期間に、人のつながり、生命のつながり、生と死を体感することになりました。

【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part10 ~いよいよ出産~ に続く。

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>>
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