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【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part12~不妊治療再開~
家族 家族 2017.08.27

【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part12~不妊治療再開~

病院探し

結局、「二人目不妊」の状態になり、治療を再開するために病院選びをすることになりました。その際に、前回より追加した条件があります。
それは、“子どもを連れて行くことができるか”という点です。

不妊治療専門の病院だと、子連れ不可としていることがあります。また、NOとしていなくても周囲への配慮から子連れを避けようという暗黙の了解があります。しかし、仕事に影響を出さないよう治療を行うためには、早朝や夜に病院に行くこともあります。そうなると子どもを連れて行かざるを得ないのです。

私が選んだ病院は、キッズルームが併設されており他の方がなるべく気分を害さないように工夫が凝らしてありました。二人目不妊で悩む方も結構います。子どもを授かりたいという気持ちは、一人目であっても二人目以降であっても同じです。不妊の理由も多様ですので、子連れでも負い目なく通える病院、環境作りが進むと、ママにとっても、国の出生率にとっても効果的かなと思います。

不妊治療再開

年齢も30歳をこえ、一人目の不妊治療では3年もかかりました。そのため、初診の際にタイミング療法はせず、すぐに人工受精からスタートしたいと主治医に申し出ました。今回もとても良い先生に巡りあえ、仕事や上の子のことを配慮しながら治療しようということになりました。

再び、不妊治療を始めるにあたり必要な検査を行いました。前回の卵管造影(卵管の詰まりがないか確認する検査)では二度とやりたくないと思うほど辛かったのですが、今回は楽に済みました。その時の体調や病院でのやり方の違いが影響したのかもしれません。ですので、これから検査という方もどうか怖がらずにいてくださいね。

再びの人工受精

人工受精の再開です。5回までを目安にしておこうと先生や旦那さんと話していました。人工受精をする際に精子の状態も確認するのですが、この病院では動画を見せてくれました。あくまでも私の旦那さんの場合ですが、前日にアルコールを摂取していると状態が悪くなり、運動をした後だと状態が良い傾向がありました。

人工受精2回目で妊娠、そして、また流産。
この頃になると流産も当たり前のようになってしまいました。あまりにも流産が多すぎるので、「不育症(何度も流産してしまう症状)」を疑い先生に相談しました。しかし、不育症か調べて治療となると専門の大学病院に転院が必要なこと、そもそも血液検査などから不育症ではないとの見立てだと説明でした。先生を信頼していたので、この病院で治療を続けることにしました。

現在治療中の方も治療で分からないこと、不安に思っていることは曖昧にせず医師に相談するとよいと思います。医師も「妊娠させてあげたい」と思っているはずです。
その医師と出会ったことも、ひとつのつながり。人生には意味のない出会いはありません。

【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part13 ~ラストチャンス! 体外受精に踏み切る~ に続く。

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part12~不妊治療再開~

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