人と人とのつながり「ソーシャルワーク」は授業でなく「現場で学ぶもの!」
ソーシャルワークは勉強するものではありません!
みなさん「ソーシャルワーク」はご存知でしょうか。
ソーシャルワークとは簡単にいうと困っている・弱っている・助けを求めている人を、人とのつながりを通して、力づける事です。
社会福祉士の学校ではソーシャルワークを勉強し、理論やアプローチなどを学びます。
しかし、ソーシャルワークは、言葉では説明することが難しく、授業で習得できるものではありません。
そもそもソーシャルワークの基礎は「人の関わり」にあり、「授業」でなく、「現場」で学ぶものです。
現場にある人間関係を通して、だんだん分かるようになるもので、勉強するものではありません!
今回はソーシャルワークをどうやって学ぶべきなのか、考えていきます。
社会福祉士に受かる勉強ではソーシャルワークを磨けない
社会福祉士の試験における勉強方法は、本やブログでたくさん紹介されています。
その多くが高校・大学受験で使われるようなテクニックです。
特に、何度も過去問を解いて覚える方法がよく紹介されています。
たしかに、これらの勉強方法は試験の点数を上げるためには効果的でしょう。
しかし、どれだけ受験テクニックや社会福祉士の頻出用語を覚えても、人と関係性を作るスキルは身に付きません。
「人と人とのつながり」はソーシャルワークのもっとも大切な要素であり、ソーシャルワーカーは人と関係性を作るスキルが求められます。
つまり「勉強」よりも、さまざまな人と会うことで人と関係性を作る技術を鍛えることが大切なんです!
勉強する時間があるなら、ボランティアに参加してみよう。
当たり前ですが、関係作りには、自分から進んで「直接人に会うための機会」を作らなければいけません。
例えば、昔の友人に連絡を入れる、同じ趣味のサークルに参加する。
自治会の活動に顔を出すなど、たくさん方法はあります。
最初は自分ができる範囲で関係を築いてみましょう! そのうえでソーシャルワークを学ぶなら、ボランティア活動をするのが、とても効果的です。
ボランティアは基本無報酬ですが、活動を通して、地域の抱えている問題、ボランティア運営について知ることができます。
もし、社会福祉士を目指している人ならば、絶対やった方が良いです。まずは行動をしてみましょう。
最後に
ソーシャルワークは現場で起きるものであり、言葉では表すことが難しいものです。
だから、人には伝えることは到底できません。
ソーシャルワークは勉強や研修セミナーを受けて、なんとなく頭で分かってもダメなんです。
自分から多くの人間関係を作っていかないとその本質に気づけません。
社会福祉士の勉強するみなさんは時間があったら、ボランティアに参加してみて下さい。