コミュニティ チーム 家族 コミュニケーション 寄稿記事/取材依頼/お問い合わせ
連載 おとこの育児日誌 Vol.0 フリーランスで育児休暇?! そしてたくさんの準備物
家族 家族 2017.06.23

連載 おとこの育児日誌 Vol.0 フリーランスで育児休暇?! そしてたくさんの準備物

初めまして、にゃっぱといいます。フリーのシステムエンジニアをしながら執筆活動にも日々勤しんでおります。

そんな私が、6月に父親になりました。2回の早期流産を経験し夫婦にとって少し辛い時期もあったので、母子ともに無事で元気に生まれてくれて喜びで胸がいっぱいの今日この頃です。

さて、そんな私ですがフリーランスという立場を活かしてガッツリ1ヶ月ほど育児休暇をいただきました。イクメン、イクメンと騒がれる昨今ですが男の立場から育児というものを見つめる貴重な機会だと思いましたし、男性視点から見た育児は女性の視点とはまた違うものが見えるのではないか、と思いましたので今回連載記事として書かせていただくことにしました。

育児記事によくある方法論やノウハウ、というよりは育児を四苦八苦しながらやっていく様子をまさに日誌のように率直に書いていきたいと思います。

今回はVol.0 ということで前置き的な内容を中心にして、次回から本格的に育児について書いていく予定です。

フリーランスで育児休暇を取るということ

最初に、フリーランスで育児休暇ってどういうこと?と思われる方もいるかもしれません。といっても答えは簡単で育児をしてる間は仕事をしないだけです。

フリーランスには「育児休業給付金」なんてもらえません。ガチで無職のおじさんになります。なので育児休暇を取るためにお金をしっかり貯めておくことが必要です。フリーの人にも育児の支援が何かあると嬉しいのですが現状だとフリーの人向けというのは無いようです。

その代わりに仕事によっては在宅ワークも可能なので、自分のペースで仕事をしつつ育児もするという選択肢もありかもしれません。ただ、実際に育児をしてみるとかなり体力を使います。なので夫婦でうまく育児を分担する必要がありそうです。

育児の準備

私は全く知らなかったのですが、子供が生まれるまでに用意しておかないといけない物はたくさんあります。子供が生まれる!ということばかりに頭がいっぱいで生まれた後のことを考えてなかった!なんてことにもなりかねないので注意してください。

我が家で用意していたものを参考に載せておきますね。

まずはオムツ。これは誰でもまず頭に浮かぶ物だと思います。ただ、どれぐらいオムツを用意しないといけないのかは意外と知らなかったりします。私も1日2、3枚だろうとかぼんやり思っていた時期がありました。実際に育児を初めて見ると少なくとも1日8〜10枚は使います!とすると1ヶ月1日10枚づつ使ったとすると、なんと300枚も使う計算に!! ただし、生まれてくる赤ちゃんの大きさである程度オムツを選ぶ必要があるので、最初に買うのは少ない枚数で大丈夫だと思います。わが家の場合は最初に買ったオムツのサイズが合わず別に買い直しました。

オムツとセットになるのが、おしりふきです。オムツを変える時にお尻についたおしっこやウンチを拭き取ってあげるために使います。

次にガーゼ。口についたミルクを拭く時に使ったり、消毒した哺乳瓶の上にかぶせて保護したり、沐浴の時に赤ちゃんにかぶせたり、多目的に使います。わが家は大小合わせて20枚ぐらい用意しました。

タオル類も念のためいくつか新しいのを買い足したのと、赤ちゃんを包むおくるみも2つ用意しました。

次に、哺乳瓶です。母乳が十分出ればあまり必要ないかも、ということでわが家は1本だけ用意していました。ただ、母乳が十分出るまでに少し時間がかかってしまったのと、赤ちゃんが哺乳瓶じゃないとうまく吸えないようだったので結局3本買い足しました。

最初全く頭になかったのが、哺乳瓶を消毒するための道具。 赤ちゃんは免疫力が弱いのでしっかり消毒した哺乳瓶を使わないといけないようです。わが家で最初に用意したのはレンジで簡単に熱消毒できるもの。ただこれ、哺乳瓶を1本しか消毒できないやつだったので3本買い足した後は消毒が追いつきませんでした。

哺乳瓶3本になった後に買ったのがミルトンです。消毒液で消毒するので哺乳瓶が多くても一度に消毒できます。ただ1時間は浸けておかないといけないので全部浸けてしまって、赤ちゃんが泣き出した時に哺乳瓶がない!なんてことの無いように注意が必要ですね。わが家では普段は消毒液、急ぎの時にはレンジで消毒できる容器を使って消毒というふうに使い分けています。

哺乳瓶だけあってもミルクがなければ意味がないのでミルクも必要です。私たちの場合退院時に病院からもらえましたが、もらえない場合もあると思うので、1週間分ぐらいは買っておいたほうが良いと思います。

保温するための水筒やポットも必要です。赤ちゃんが泣き出してからお湯を沸かしていると遅すぎるので、あらかじめ沸騰させたお湯を保温ができる水筒やポットに入れておき、泣き出したらすぐにミルクを作れるようにしておく必要があります。

ベビーベットも実際に考えてみると悩みどころでした。添い寝は危険だからベビーベットを買おうか、それとも今のベットの上に備えつけられる赤ちゃん用のカバーを買うか。はたまた、床に布団を敷いて寝かせるか。ベビーベットにするならレンタルなのか買ってしまうのか。色々悩んだ結果わが家は安めのベビーベットを買いました。レンタルでも良かったのですが、ベビーベットもかなり安いものであればレンタルよりお得だったのと2人目3人目も考えると買ったほうがよいということになりました。

湿度温度計も用意しました。絶対という訳ではありませんが、赤ちゃんがどういう環境で寝ているのかが分かると、なかなか寝てくれない理由だったり顔が真っ赤だったりする理由がある程度推測できて便利です。

赤ちゃんの着るものも必要です。わが家では肌着が短いの長いの合わせて10着とベビー服を3着ぐらい用意しました。出産のお祝いで2枚ほど新たにもらったので最終的にはかなりの枚数になりました。

新生児は生後1ヶ月たつまではお風呂ではなく沐浴で体を洗う必要があります。ということで沐浴するためのベビーバスなる物が必要になるんですね。わが家は空気で膨らませるタイプのものを買いました。使わなくなった時にも小さくできて便利ですし、硬く無いので少し頭をぶつけてしまっても安心です。

肌に当てなくても測れる体温計もあると便利です。肌に当てないので衛生面でも安心ですし、一瞬で測れるので簡単です。あくまで参考値しか出してくれないのが難点ですが、毎日記録しておいて高いか低いかぐらいが分かれば良いのでそんなに問題ではありません。

病院によって違うようですが、私たちがお世話になった産婦人科の場合「へその緒が取れた時に小児科に来てください」とのことだったので、病院に行くために、新生児から使える抱っこ紐も購入しました。

見落としがちなのが、お母さんの母乳ケア。個人差があるかもしれませんが母乳がたくさん出るようになるので、漏れ出る母乳が服に染み込まないようにしたり乳首を保護する母乳パッドが必要になります。

心の準備

最後になりますが、初産の場合、父親、母親になる心の準備が必要だと思いました。立会い出産の話は次の回に書きますが、出産も大変ですし育児もとても大変です。自分のやりたいこともできなくなります、寝不足にもなります、イライラしてしまうことも増えるでしょう。もちろん初めての息子、娘と出会ってとても嬉しい気持ち幸せな気持ちにもなります。

そんな、今までにない色んな気持ちと向き合うために心の準備をしておいた方が良いと思います。

特に育児は想像以上に大変ということは脅しも含めて言っておきます。大変だからこそ、夫婦で協力したりおじいちゃんおばあちゃんに協力してもらったり、ママ友に相談したり、色んな人に助けを求めてください。

そして仕事をしていてなかなか育児に参加できない旦那さん、男性の立場から言いますが育児は本当に大変です。ぜひ奥さんをいたわって、助けてあげられることはどんどん助けてあげてください。

赤ちゃんにとって人との繋がりは、お父さん、お母さんから始まります。そんな大切な時間をぜひ夫婦で協力して作っていってくださいね。

この記事を書いた人 にゃっぱ 最近父親になったばかりのフリーのシステムエンジニア、チーム作りと子育ての記事を中心に執筆しています。その時のノリで記事ごとに語尾が変わったりしする人です。 にゃっぱの記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
連載 おとこの育児日誌 Vol.0 フリーランスで育児休暇?! そしてたくさんの準備物

この記事が気に入ったら

関連記事