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受験に失敗した子への接し方。結果よりも努力の過程をしっかりと認めてあげることが大事!
子育て 2018.01.07

受験に失敗した子への接し方。結果よりも努力の過程をしっかりと認めてあげることが大事!

秋から始まった私立小学校や国立小学校の受験もついに終わり、合格発表も出揃いました。親子二人三脚で臨んだ挑戦が一段落し、希望通りの結果が得られた家庭と惜しくも望む通りの結果ではなかった家庭と、それぞれ嬉しい涙や落胆の涙を流したことと思います。
まずは結果がどうであれ、ここまで一番がんばってきたお子さんをねぎらってあげてほしいものです。
とはいえ、受験で思うような結果が出なかった時に、親としてどのように子どもに接していけばいいか難しいですね。そこで、今回は受験で失敗した子どもへの接し方や親の心構えをまとめてみました。

小学校受験だけが、子どもの幸せの道ではない

費用面や費やしてきた多くの時間。これらの多くの努力に結果が伴わない時、親はいろいろと考えたり落ち込んだりしてしまうのは当然です。
しかしそんな時こそ、親が冷静に現状を受け止めることが必要です。
というのも、小学校受験そのものは選択肢の一つであり、子どもにとっては長い人生の中では一つの出来事にしか過ぎないからです。
受験を決意したご家庭は、我が子によりよい人生の選択や環境を与えたいという思いで小学校受験を選びますが、もし親の究極の願いがお子さんの幸せなのであれば、受験した学校に通う方法以外でも幸せには辿り着くことができるはずです。

気持ちを切り替える「自己回復力」が大切

「レジリエンス」という言葉を聞いたことがある人もいると思います。「(精神的な)自己回復力」という意味で、近年ビジネスシーンでも注目されています。
受験に失敗しても、結果がついてこなかっただけでそれまでのお子さんの努力が否定された訳ではありません。
親としてできることは、子どものそれまでの努力の過程に対し正当に評価してあげることです。結果よりも努力の過程をしっかりと認められることによって、子どもは「ちゃんと自分のことを見てくれている」と感じ、安心するのです。
「よく頑張ったね。ママも今回のチャレンジが誇らしいよ」「1年間ペーパーをやり続けたね。集中力がついたね」「苦手だった工作が1年間でこんなに上手に作れるようになったね」等、子どもが頑張ったことに言及することで、子どもも「今回はダメだった。でも、次にまた何かをがんばろう」と、前向きに捉えられるようになり、打たれ強いしなやかな心が育ちます。
6歳でこうした経験ができたことを、子ども自身が挫折ではなく、自信やプラスの人生の糧に変えて次のステージに気持ちを向けられるようにしてあげたいものです。

受験から得たものに気づき、共に未来をみる

受験のために過ごした親子の日々は、考え方によっては大きな財産になります。
人の話を聞けるようになった、落ち着いて机に座れるようになった、積極的に何にでも取り組めるようになった等々、こうした子どもの成長はこれから始まる長い学校生活では大いに役立ちます。

結果は親がしっかりと受け止めることとして、この冬は子どもに来春入学する小学校でいかに楽しいことが待っているかを話してはいかがでしょうか。
友達づくり、新しい担任の先生、広い校舎、運動会や学芸会、そして遠足。これらを親から聞かせてもらうことで、子どもも新しい世界へと気持ちが向けられるようになってくるでしょう。

この記事を書いた人 おおつかけいこ 教師歴10年の経験をもつ教育者。ライティングの「ものかき」でマネージャーを務めるほか幼児教室も主宰 おおつかけいこの記事をもっと読む>>
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