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チームの生産性を高める4つのポイント
チーム 2017.05.25

チームの生産性を高める4つのポイント

優秀な人材がいればチームの生産性が高くなると思われがちですが、必ずしもそうとは言えないようです。チームの生産性について研究を進めているgoogleの研究でも「心理的安全性」がチームの生産性を高めるという研究結果が出ています。

最近では、米コンサル会社、ベイン&カンパニー(B&C)が興味深い調査結果を発表しています。

Why Employees At Apple And Google Are More Productive

Apple、Netflix、Google、Dellなどの企業は平均的な企業より40%生産性が高いそうです。また、これらの企業には16%のスター社員がいるそうですが、他の企業にも15%のスター社員がいることがわかっています。

優秀な社員の割合がほぼ同じにもかかわらず40%も生産性に差が出てしまうのというのはどういうことなのでしょうか?

B&Cのパートナーを務めるマイケル・マンキスさんは4つのポイントを述べています。

優秀な社員の集中配置

1つ目が、会社の戦略や業績に大きな影響を与えるクリティカルなポジションに優秀な社員を集中的に配置することだそうです。普通の会社は優秀な社員を平均的に配属させている場合が多いのですが、生産性の高い会社ではクリティカルな部署に配属されている優秀な社員の割合が95%に達することもあるそうです。マンキスさんは例として600人でiOSを開発して大成功したAppleと10,000人を投入して失敗してしまったマイクロソフトを比較しています。優秀な人材を一箇所に集中させるのは意外と勇気のいる判断かもしれませんが、それを戦略的に行うことで生産性を上げることが可能なようです。

評価方法を個人単位ではなくグループ単位に

2つ目が、評価方法を個人単位ではなくグループ単位にし、グループで成果を上げなければ個々人も評価されることはない、という体制を整えることだそうです。マンキンスさんは「1人がチーム内で目立って優秀でも生産性は上がらず、チーム全員が生産性を高めれば生産性は非常に高くなる」と述べています。

組織的拘束を減らす

3つ目が、組織的拘束を減らすということです。何を行うにも承認が必要な状況だと生産性が25%も低下するそうです。例えば経費を使うのに多くの制限が課せられている場合などですがほとんどの企業ではそのような体制になっています。

しかし、Netflixでは、費用のポリシーがないそうです。唯一の方針は、「Netflixの最大の利益のために行動する」こと。彼らは従業員に最善の判断を下すように指示し、彼らが拘束されていなければ生産性を高めると考えています。

インスピレーションを与える

4つ目が、インスピレーションを与えることです。何かしらのインスピレーションを与えられた従業員の生産性はそうでない従業員に比べ125%も生産性が高くなるそうです。より多くの従業員に刺激を与える企業は、他の企業よりも生産性が高くなると言えます。

まとめ

これらのポイントから「個人の代わりに集団に焦点を当てている」企業は生産性を高くできていると言えそうです。

コミュニティやチーム運営する時、運営メンバーの選定やコミュニティ内でプロジェクトを発足させる時など参考にしてみてはいかがでしょうか。

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