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「親しき仲こそ甘えてよし」の心構え
コミュニケーション 2017.08.13

「親しき仲こそ甘えてよし」の心構え

夫が、職場の人たちと雰囲気の良いバーに行ってきた時の話です。

夫は上司から、「たまには奥さんも、こういう所に連れて来てやれよ」と言われたそう。
その時夫は「まだ子どもも小さいんで……」と、私の気持ちも汲んで返答してくれたらしいのですが、なんとそこで、子育てがひと段落した先輩に、「子どもなら私がみててあげるから、行っといでよ〜!」と言われたそうなのです。

夫は、本当にいいのかな?と思いながら、
「本当ですか!ありがとうございます。その時はお願いしますね。」と、“上手く”その場を終わらせたということでした。

しかしその後、その先輩が席を外したタイミングで、夫は上司にこんな話をされたのです。
「なんであの時のあのタイミングで、子どもをお願いすることを決めなかったんだ?」

夫の言い分は
「あのように言ってくださる言葉に、どんな本心があるのか分からないから……真に受けて、簡単にお願いしては失礼なのかも!?と思ったので、即答でお願いできなかった」とのこと。

それを聞いた上司は、
「なんてもったいないことしてるんだ〜。あの場で、相手が言った時にお願いすべきだ!後になると言い出しづらいのは自分だし、いざ“今度”ってなった時には、相手の気が変わっているかも知れないぞ!人には上手に頼って、上手に甘えないと。こういう繋がりを大事にするからこそ、自分のことを信用してもらえるものなんだぞ。変な勘ぐりは捨てて、素直に甘えてみろ、先輩なんだから!」
と仰ったそうです。


なるほど、と私は素直に思いました。
確かに、よっぽどのことでない限り、相手が好意で言ってくださるのは間違いありません。その時に、その場で頼ることで、今後の仕事での関係も、家族間の関係も、より良くなったのではないかと感じました。

知人だからこそ、言葉の真意に変な勘繰りなどが生じて、相手のことを色眼鏡で見てしまいがちです。逆に言えば、相手の親切をこちらの偏見で断ることで、相手がこちらに距離を置く可能性もあります。いずれにしても、お互いの関係が少し遠くなるマイナスのきっかけを作ってしまうかもしれないのです。

“上手く”乗り切ったつもりの夫も、「そうかぁ……」と少し反省気味。
その後、お洒落なバーに連れて行く気になったかは別として、上司にも良い言葉をもらい、夫は気持ちを改めたところがあったようです。

こういったことは、日頃から少しずつ実践していかないと、いざという時にはできないもの。私も、日常の何気ないことでも、自分の受け方ひとつで変わることを肝に銘じ、まずは行動に移してみようと感じました。

「親しき仲にも礼儀あり」転じて「親しき仲こそ甘えてよし」

この記事を書いた人 まゆ先生 専門家としてTV出演実績もある保育士ライター@株式会社子育て研究所 まゆ先生の記事をもっと読む>>
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