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女の子二人以上ならどうする?姉妹を持つ先輩ママに聞く雛人形の 購入事情
家族 家族 2018.02.19

女の子二人以上ならどうする?姉妹を持つ先輩ママに聞く雛人形の 購入事情

立春も過ぎ、梅の花が咲き始め春の訪れを感じるようになりました。ぽかぽか陽が出るときは、子どもとお散歩するのも気持ちがいい季節になりました。
さて、3月3日の桃の節句に初節句を迎えるご家庭もあることでしょう。特に姉がいる場合、すでに雛人形がある場合が多いかと思います。
そんな時に出てくる悩みが、「妹の方の雛人形はどうする?」ということ。
姉妹を持つ先輩ママから聞いた、雛人形の購入事情をパターン別にご紹介します。

1.妹用の雛人形を新たに購入するパターン

日本古来の風習を重んじるご家庭では、「厄が降りかからないよう人形が身代わりになる」という昔からの言い伝えがあることから、「女の子一人につき一つの雛人形」と考え、妹にも新たに雛人形を購入するようです。
なかには、姉の雛人形が親王飾りだけだったため、妹の時には三人官女や五人囃子飾りを追加購入するという場合もあるようです。
徐々に増えていくお人形を眺めるのも楽しいですし、なにより家の中が華やかになるというメリットがあります。

2.吊るし雛や市松人形を購入するパターン

「雛人形はすでにある、だけど妹の記念のために何か形として残したい」と思う場合、「吊るし雛や市松人形」を選ぶご家庭もあるようです。値段も雛人形に比べてリーズナブルな物が多く、収納スペースも小さく済むなどのメリットがあります。

3.その他記念として残すパターン

昨今の住宅事情から大きな雛人形を飾ったり保管したりする場所がない場合、また将来2つも雛人形が手元に残ったら……と考え、「姉妹で雛人形を兼用」するご家庭もあります。
最近では割と多いパターンで、私の周囲でも姉妹兼用が一番多いようです。
そして雛人形を兼用にして浮いた予算で、例えばピアノなどの楽器を購入したり、記念も兼ねてちょっと良いおもちゃを買ったり、写真館で姉妹のかわいい写真を思い出として残す、という風にしている声も。これらは、それぞれ子どもたちが喜ぶものが残せるというメリットがあります。

桃の節句は「子どもに災難が降りかからないように人形を飾る」という風習から始まり、今では「女の子の健やかな成長を願う日」となっています。何を購入するしないに関わらず、子どもの成長を慶び、お祝いをする気持ちが一番大事なのではないでしょうか。
桃の節句当日は、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物で食卓にも華やかな春を迎えましょう。

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
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