コミュニティ チーム 家族 コミュニケーション 寄稿記事/取材依頼/お問い合わせ
【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part4 ~妊娠しない原因~
家族 家族 2017.07.20

【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part4 ~妊娠しない原因~

不妊治療を始めるなら、思い立った時すぐに

女性には、妊娠できる期間に制限があります。

30代、40代と年齢があがるほど卵子が古くなっていくのは、今や周知の事実になりました。卵子が受精しにくくなり、また受精したとしても、エストロゲンという妊娠に必要な女性ホルモンが不足するなどして順調に育たない場合があることがわかっています。

さらに、治療するにあたり旦那さんの協力は欠かせません。

旦那さん側にも不妊原因がないかを調べる必要があるからです。治療する際も、精子の採取など男性が抵抗を感じることもあります。

不妊治療専門病院の多くには、カウンセラーがいます。デリケートな話も親身になって相談にのってくれるので安心して活用してみてください。

不妊治療専門病院選択の考慮点

以下は、あくまで私自身が考慮したことです。参考としていただき、夫婦で一番よいと思う病院を選択なさってくださいね。

1.妊娠成功率(タイミング療法、人工授精、体外受精)が高いこと。年齢別の結果も合わせてチェック。
2.治療費
3.診療日時(朝8時から夜19時まで診療とか仕事の有無も考慮して)
4.旦那さんにも治療方針を説明してくれる

特に、1の妊娠成功率は、最近は公開している病院が多くHP等で比較できました。HPに掲載している病院は、結果に自信のある所とも言えるでしょう。掲載していない病院は電話で問い合わせるなどしてみましょう。

また、2についても不妊治療は長期間続く可能性があるため自分たちの家計でやりくりできるか確認しておきましょう。

私は、フルタイムで仕事をしていたので、業務に支障が出ないように診療時間の幅が広い病院を探しました。

転院。信頼できる先生との出会い

新しい病院の待ち合い室に入り驚きました。
椅子に座りきれないほどの人。サッと見る限り、30代後半から40代と見られる女性がたくさん。旦那さんと一緒にきている方も多数いました。

1時間半待ち、いよいよ診察室へ。
今までの経緯と一刻も早く子どもが欲しいことを伝えました。
すると、先生は気持ちを汲み取り「お辛い経験をされたんですね。まずは不妊原因を探ってから一番合った方法を探していきましょうね。」と声をかけてくださいました。今までずっと苦しかった思いが晴れた気がしました。

不妊原因が明らかに

血液検査、子宮癌検査、精子検査などありとあらゆる検査をしました。そして私たち夫婦の不妊原因が分かりました。精子運動率の低さでした。正常だと50%のところ20%しかありませんでした。

この結果は、夫婦揃って先生から聞きました。旦那さんは結果にショックを受けているようでした。先生は「20%あれば充分妊娠は可能です。今までも妊娠してきた夫婦はたくさんいます。」と言葉をかけてくださいました。

そして、いよいよ本格的な不妊治療がスタートしたのです。

家族。それは人とのつながりを考えたときに第一にあげるかけがえのないものです。しかし、その家族を形成する過程でも、様々な人とのつながりがあり、人生はめぐりめぐっていくのです。

子どもを授かること Part5 ~漢方・鍼灸も取り入れる~ に続く。

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part4 ~妊娠しない原因~

この記事が気に入ったら

関連記事