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今や6組に1組のカップルがしている『隣の家族は青く見える』で感じる妊活を乗り越えるコツ
家族 家族 2018.02.12

今や6組に1組のカップルがしている『隣の家族は青く見える』で感じる妊活を乗り越えるコツ

テレビドラマ『隣の家族は青く見える』で話題になっている妊活。
妊活というワードは聞いたことがあるけど、具体的にどんなことか知らなかった人も多いのではないでしょうか。
今や6組に1組のカップルが妊活をしているといわれている時代。ドラマをきっかけに、まだパートナーがいない人もいずれやってくるかもしれない妊活について知っておくことは、いい心構えになると思います。
妊活は、「時間・お金・精神」が割かれていき、決して楽な道のりではありません。
そこで、タイミング療法・人工授精・体外受精とステップを踏み2児を授かった私の実体験を元に、妊活の過酷さを記したいと思います。

夫が妊活に協力的じゃないことが多い

テレビドラマでは、最初は夫が妊活に対して少し抵抗感を持ちましたが、後に協力的になりました。しかし現実はもっと厳しい夫婦が多いです。
「自分には(妊活なんてする)問題がない」と信じきっている男性も多く、なぜ自分が病院でわざわざ検査を受けなければならないのか?と拒否することも少なくありません。
最終的には、妊娠・子どもなど連想する言葉を発することも夫婦間でできなくなるケースもあります。

35歳の壁

一般的に、女性は35歳を過ぎれば高齢出産と言われ、卵子の劣化により妊娠することも確率的に難しくなっていきます。もし妊娠したとしても、流産率も高く無事に出産するまで安心はできません。
また、実は女性だけでなく、男性側にも年齢問題があります。
男性は自分のことを「生涯、現役」と信じていますが、実際は精子も老化していきます。
当然、妊娠できる確立は低くなっていくのです。
更に言えば、育児は体力勝負ですから、自分の加齢に伴う体力・気力低下も考えると、なるべく早いうちから妊活をスタートすることをお薦めいたします。

妊活しても授からない人も多い

妊活が一番過酷なのは、「妊活しても授からないかもしれない」ということです。
いくらお金や時間を費やしても叶わないかもしれないというのは、出口の見えない真っ暗なトンネルを進む感覚です。お金や時間を費やせば費やすほど、妊活から離れられなくなり精神的苦痛になっていきます。気がついたときには貯金が尽きていたということもあります。
また、不妊に悩む人の半数は「不妊理由がわからない」ため、余計に気持ちがもやもやするものです。
私の周りには、3年以上妊活に励んでも授からない友人夫婦が何組もいるほか、妊活7年目でめでたく授かった人もいます。妊娠は、本当に奇跡なのだと実感させられます。

妊活は夫婦二人で乗り越えていくものです。
二人の気持ちが揃っていないと、妊活離婚にもなり兼ねません。ドラマでは夫婦二人が自分の気持ちを率直に伝え、それを認め合っているシーンが多くあります。そういう関係でないと、過酷な妊活に立ち向かえないでしょう。また「もし授からなくても二人で歩もう」そういう心構えもどこかで必要だと妊活経験者としては思います。

関連記事①:コミュシル「妊活ママの心の保ち方。夫婦で気持ちを一つに!」関連記事②:コミュシル「二人目不妊の乗り越え方 家族やママ友など繋がりの中で乗り越えよう!」
この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
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