【連載】奇跡の連続!子どもを授かり無事に出産すること Part5 ~漢方・鍼灸も取り入れる~
人工授精に向けてー卵管造影検査ー
精子の運動率以外に問題はなかったため、人工授精を行うことで決まりました。
まず、人工授精を行う前に卵管造影検査を行ないました。卵管の詰まりを良くしたり、卵管を広げ妊娠率をUPさせる効果があると説明を受けました。
子宮に管を入れ、その管から造影剤を入れるというやり方です。
正直、話を聞いただけでも怖くなりました。「なぜ私だけ」と旦那さんを羨んだりもしました。
何とか検査を終えましたが、本当に痛かったです。重い生理痛くらいと説明されていましたが、痛みの中レントゲンを撮るためにジッとしていなければならず辛かったです。これから検査を受ける方もいらっしゃると思うので補足しますが、二度目に受けた時はそれほど痛くありませんでした。人それぞれですので、あまり怖がらずに。
漢方を取り入れる
私は冷え性改善、旦那さんは精子の状態UPのために子宝に効くと話題の漢方を取り入れることにしました。店舗に行くと、『子どもを授かりました』というお礼のお手紙やハガキがびっしりと飾られていました。
私は「撫でると子宝に恵まれる」と書かれたパンダの置物を撫でなで。
今、振り返ってみるとちょっと異常じゃないかと思うほど妊娠に対して必死でした。
鍼灸院へ
漢方だけでは足らず、鍼灸も取り入れました(笑)。
これまた高い妊娠率をうたっている鍼灸院です。保険外ですので高額でした。でも、処置中に鍼灸師の方とお話するとリラックスし、他の方が妊娠したと報告をしているのを聞いて勇気づけられました。
初めての人工授精
いよいよ待ちに待った人工授精の日。
旦那さんに朝一番で精子をカップに採取してもらい、それを自分の腹巻の中で温めながら病院へ向かいます。
約1時間ほどで精子は洗浄され、元気な精子だけにされました。
それを排卵確認した子宮へチューブで注入するのです。金属の医療器具が身体に入るので緊張します。注入が終わると、5分間そのままの姿勢でいるよう言われました。
その間、「頑張れおたまじゃくし!」と願いました。
2週間後、生理がきてしまいました。
これは授精の失敗を意味します。
しかし、くよくよしている暇はありません。
生理がきたら次の診察日を予約するよう言われていたからです。私の場合は、生理スタートから10日後と主治医から指定されていました。仕事との兼ね合いもあり、希望時間に予約を取るのも一苦労でした。
妊娠したい女性、妊娠したくてもできない女性はたくさんいます。切羽つまればつまるほど、通常のときは思いもよらなかった考えも思いめぐります。
私の場合は、漢方や鍼灸に頼りましたが、中には占いやセラピー、ストーンなどにもすがる人もいます。できるだけ冷静になるには、常に旦那さんと寄り添って、独りよがりにならずに相談しながら妊活をすることです。
子どもを授かること Part6 ~2度目の妊娠・流産~ に続く。