あなたの近所の穴場ランチ『お役所ごはん』6 荒川区役所編
コートは寒くなる前にクリーニングに出しましょう。
どうもひだかです。
後悔しています。 街を歩く他の人々と比べても明らかに少ない数の布で寒風を受け止めております。
何事も予測して動かなくてはいけないなぁと。日々、先を見て準備して生きねばならないなぁと。 改めて強く感じております。 クリーニング早よ終われ。
さて防寒対策で言えば、もちろん着込むことも重要ですが、他にも対策法はあります。 それは、『寒さに強い身体作り』です。
- 筋トレをして強靭な肉体を作る。
- ストレッチをして血行を良くする。
などいろいろな手段がありますが、身体作りをするために特に大事なのは…そう、
『食事』
その食べ物にも、
- 体をあたためる作用のあるもの
- 血をさらさらにするもの
などございます。しかし、なにより大事なまず意識すべきことは…そう、
『美味しいものをたくさん食べる』
ということ。そしてこの『たくさん』という部分を満たすために必要な要件は…そう、
『安い』
ということ。まとめると…そう、
『美味しくて安いものを食べよう』
つまり…そう、
『お役所ごはんしよう!!』
というわけでドン!
今回は、 東京都 荒川区役所内 レストランさくら
へ、ごはんしに来ましたー!!
いやー導いた。 今回もお役所ごはん導いたー。 無事導きましたね。 無理矢理感とか全く無く。 はい。 無理矢理感とか全く無く。
なんと、訪問時、三河島菜フェアなるものがランチタイムに開催中でして。 期間限定イベントメニューをいただけるということで足が向いたという次第でございます。
期間限定。そそりますね。
さて、まずその主役である『三河島菜』ですが、江戸を代表する葉物野菜として、当時将軍にも献上されたことがあるとか。 後に中国から入ってきた白菜に取って代わられてしまった幻の野菜だそうです。
幻の。そそりますね。
その伝説の野菜が、永き眠りを終え、選ばれし江戸東京・伝統野菜研究会の猛者達の手によって、今、目を覚まそうと、混沌の世に再び降り立とうとしているのです。
そそらせすぎましたね。
これは食べるっきゃない! さぁ食堂へ!
地下一階。
食堂へ続く長い廊下が、私の期待と食欲を掻き立ててきます。
たぁ!
到着!
緑に包まれた、地下ながら開放的な食堂!
食券機にお金を投入。
お目当てのランチが売り切れていないことを確認。
券売機から奪い取るように食券を引き抜き、厨房のカウンターへ。
食券を差し出され、笑顔になる給仕のおばちゃん。
その笑顔を見て、つられて微笑む私。
オーダーを確認するおばちゃん。
笑顔で応える私。
優しく料理を差し出すおばちゃん。
奪い取るように受け取る私。
驚くおばちゃん。
ハッとして謝る私。
『食欲は人を狂わせる』
昔、牡蠣を馬鹿食いして当たりまくったときにお医者さんに言われた一言がなぜか頭をよぎりました。
そこで意識を失う私。
気がつくと、着席し、今まさに肉に箸をつけようとしている私がいました。
危ない危ない、写真写真。
そんなこんなで実食!
どぉん!!!
三河島菜グリルハンバーグ 500円!!!
フェア2日目のメニューは、ハンバーグ。 もちろんセットメニューですよ。
これ本当に美味しかった。 お野菜のハンバーグってことで、いわゆる豆腐ハンバーグのようなヘルシー路線を想像してたんですけども、全然そういうものでなく、肉肉しいハンバーグの中にアクセントとしてふんだんに三河島菜が入っている感じ。
この三河島菜、食べてみると、小松菜やほうれん草に近い食感で、それよりもシャキッと噛み切り易く苦味が少ない印象。
これがハンバーグの中でいい仕事してるんです! 絶妙な配分でひき肉の中に散りばめられていて、ハンバーグに心地よい歯ごたえを与えてくれているんです! 苦味も少ないので味も邪魔しないし、むしろ脂とソースがしみてしっとりシャキシャキで…美味!
これは大当たりだぁぁぁ!
と、天にも昇る気持ちで食べ続けていたところ、後ろに座っていた奥様が一言。
「昨日のメニューの方がおいしかったわね」
!?!?
このハンバーグがより、昨日のフェアメニューの方が上…だと…!?
この…この美味より…!?
昨日の美味の方が今日の美味より上…!?
オーマイ! (海外ドラマなどで見るoh my godの最後まで言い切らない形)
その奥様の一言で天に昇っていた私の気持ちは地にめり込み、とぼとぼと帰路についたのでした。
ただ、荒川区役所食堂のイベントメニュー、今後も期待大です!
行ってみて損は無いと思います!
さて、ここで荒川区から区民の方への小さな謝罪を一つ
荒川区役所前の公園にある数々の彫像、
怖いです。
大変申し訳ございません。