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今年の就活ってどうなってるの!? 2018年トレンド事情
仕事 2018.03.21

今年の就活ってどうなってるの!? 2018年トレンド事情

この時期は街を見渡すとスーツを着た就活生がたくさん歩いています。大学の同期の間でも、「〇〇へ説明会に行った」だとか、「この前、◇◇企業のお偉いさんに会った」等々、この時期特融の「就活トーク」を耳にすることが増えてきました。自分は一年休学して会社に集中したいと考えているので、正直なところあまり就活事情に詳しくはないものの、周りにはそれこそ「ザ・就活生」な学生達が大勢います。そこで、今回は今年の就活事情について友人達に話を聞いたことをお伝えしたいと思います。

学部によって「トレンドは様々」

話を教えてくれた友人は早稲田大学文学部の人で、同学部では出版社や広告代理店、映画や音楽分野に強みのある企業など、文化活動の一端をビジネスにしている企業が今年も人気のようです。聞いてみると、確かに文学部の人が好んでエントリーしそうだと感じの分野ばかり(偏見かもしれませんが)。ただ、実際には学部や専攻によってトレンドは様々で、他学部であれば総合商社や保険・金融分野に人気があるようです。

相変わらずB to Cの業種に人気があるみたいで……

彼の話を聞いているうちに自分も就活の話題に興味を持ったので、さっそく人気業種を調べてみることにしました。「就活 人気業種」で検索をすると、人気業種のランキングのあるサイトが出てきます。「キャリタス就活2018」(https://job.career-tasu.jp/2018/guide/study/ranking/)を見て思ったのは、人気企業のほとんどが「B to Cの大企業」だったということ。

もちろん、学生がB to Bの企業と接触する機会は少ないので、ネームバリューのある一部企業を除いて、あまり会社を知らないというのは当然のことかもしれませんが、もしかしたら一生付き合うことになるかもしれない(考え方が古いでしょうか)会社選びだからこそ、B to Bの企業やベンチャーに勤めるといったように、より多様な選択肢を見出してもいいのではないかと感じました。

「コンサル」乱発にご用心!そんなに甘くない

最後に、友人の話の中で非常に面白い分析があったのでご紹介したいと思います。彼は今年のインターンシップや説明会等で、やたらと「コンサル」というキーワードを耳にするのだそうです。「うちはコンサル営業をやっています」「うちはコンサルが……」などといった話を、業種を問わず押し売りをしている印象が受けるそうで、これは「コンサル」というキーワードが就活生にとっては「聞こえが良い言葉」であるため、企業側も敢えて乱用しているのではないかと教えてくれました。確かに、「コンサルタント」の仕事は給料が高そうであったり、華やかなイメージがあったりしますが、経験やノウハウはもちろんのこと、時には人付き合いや泥くさいことも必要になるお仕事です。就活生にとっては「簡単に稼げて楽しい仕事」でないことは覚悟しておく必要がありそうですね。

この記事を書いた人 渡辺快(わたなべかい) 早稲田大学在学中、現役の学生起業家。合同会社Back to Frontを創業者かつ代表を務める。 渡辺快(わたなべかい)の記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
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