インフルエンザ流行注意!予防方法とは?
今年も「インフルエンザ流行注意報発令」が各自治体から出され始めました。
最新のデータを見ると……2017年12月22日時点で、保育所・幼稚園・小中高において、休園休校、学校・学級閉鎖にいたっている施設数は全国で累計2,640施設にものぼることがわかりました。
インフルエンザの流行を迎える前に、予防方法を確認しておきましょう。
<1>ワクチンを接種
「予防注射しても意味なかったよ、インフルエンザになったから!」これは経験者の多くが言うことです。その年によって流行のインフルエンザがあるので、完全には防げないことがあります。
ただ、国の報告では、予防接種をしておくとインフルエンザに感染しても発病する可能性が低くなることがあるようです。インフルエンザにかかった場合でも、症状が重くなることを防止するためワクチンを接種する人が総じて増えています。
<2>咳・くしゃみエチケットでマスク
インフルエンザに感染する主な原因は、せきやくしゃみの時に口から出る水滴(ひまつ)による“ひまつ感染”です。ひまつを受けないようにすれば感染の確率は下がります。しかし、友達との会話やスキンシップ、交流など人と接する機会がありますので、完ぺきに防ぐのは難しいでしょう。そこで効果的なのがマスク。自身が感染しないようにつけるマスクですが、感染者がマスクをすることでより効果が高まるそう。
エチケットとして次の3つは心がけたいですね。
・人に向けて咳やくしゃみをしない
・咳やくしゃみがでるときはマスクをする
・咳やくしゃみがとっさに出たときは、手やハンカチで受け止めて手をすぐに洗う
<3>手洗い徹底
インフルエンザは接触感染だと言われています。予防の基本は手洗いです。せっけんを使って流水で手を洗うのがよいとされています。インフルエンザの場合は、アルコール消毒も効果的なので使ってみてもよいと思います。
ただ、この時期は手荒れがひどい人もいます。荒れている手にアルコールをつけるとしみて痛いことがあるので気をつけましょう。
<4>湿度50~60%が最適
空気が乾燥すると、気道など粘膜の防御機能が低くなりインフルエンザにかかりやすくなります。室内では、加湿器を利用したり、洗濯物を干すのもよいです。タオルを水で濡らして絞ったものを掛けておくだけでも湿度があがりますよ。
<5>休養と食事は大切
インフルエンザに限らず、体を守るためには休むことと食べることは必要不可欠です。疲れたら休む、具合が悪いと感じたら早めに寝る、バランスのよい食事を心がけるなど意識してみてください。
<6>人混みを避ける
住んでいる地域で「インフルエンザ流行中」という情報を聞いたら、特に子どもや高齢者、疾患がある人や妊婦は人混みに出かけるのをやめたほうがよいです。繁華街や大型イベントなど注意が必要です。さらに、疲れがたまっている、睡眠不足だという人も無理をしないほうがよいです。やむを得ず外出するときも、マスクをして出かけ、滞在時間を短くするように心がけると予防になります。
いかがでしたか?
基本の徹底が予防につながります。インフルエンザを回避して冬を元気に過ごしてくださいね!