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イヤイヤ期の子どもの心
書籍紹介

イヤイヤ期の子どもの心

イヤイヤ期の子どもの心

1歳の終わりころから2歳代にかけては「魔の二歳児」と呼ばれています。子どもの「イヤイヤ」(=何でもかんでも「イヤだ!」と拒否する姿勢)が強まる時期です。
なんと、我が家の次女がイヤイヤ期真っ最中! 長女のときは、会社勤めをしていたため保育園に預けており一緒にいる時間も少なく「イヤイヤ期」もそこまで苦労せず通り過ぎていきました。今回初めて毎日ずっと子どもと一緒にいる生活をし、育児に専念することで子育ての大変さ・難しさを痛感しています。

先日、私は一冊の本から新しい世界を見ることができました。発達心理学、認知心理学が専門で『おかあさんといっしょ』の番組開発なども携わった内田伸子先生の「子どもの見ている世界」です。「イヤイヤ期」の子どもの心情が分かりやすく書かれています。「他の子と比べない」「禁止や命令系で伝えない」など育児本でよく取り上げられるテーマが、本当に分かりやすく書かれています。内田先生のコラムなどは教育誌などで目にすることは多く、その度に子育ての楽しさと幸せを感じてきました。この本は、ご自身の研究結果と合わせて紹介されているので、とても説得力を感じました。そして改めて自分の子育てはどうだろうかと考えさせられました。

イヤイヤ期の子どもの心
本の中で紹介されていたイヤイヤ期のストーリーが我が家での出来事とあまりにもそっくりでした。子どもの心情がわかりやすいエピソードだったので簡単にご紹介します。

たっくん2歳になったころ。出かけるために、お姉ちゃんのみいちゃんと玄関先で靴を履いています。みいちゃんが靴を履き終えてたっくんを見ると手間取っていました。みいちゃんが手伝おうとすると『自分で履くんだ!』と思っていたたっくんは「イヤ!」となります。
「このお靴、イヤなの?」と別の靴をみいちゃんが出します。でもたっくんはますます「やだぁ!」と地団駄を踏んで怒っています。

2歳ながらに「自分はこうしたいんだ」「ぼくのやり方を認めてほしい」という自分の意思があるということ。そして気持ちを、「イヤイヤ」という知っている言葉で一生懸命伝えようとしているんだということがよく理解できました。時間がないときなど、心に余裕がなく感情的になり「急いで!」とつい言ってしまう私。とても反省しました。

他にもドキッとする言葉もありました。
『子どもがあなたの顔色を伺って行動するようになっていませんか?』
『「子どものやりたいこと」より「親のさせたいこと」になっていませんか?』

自分は大丈夫と思った方も、ぜひ本を読んでみてください。
新しい世界が見えるかもしれませんよ。

【参考図書】「子どもの見ている世界」 内田伸子  春秋社

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>>