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我が子の様子が知りたい!忙しい先生とのコミュニケーションをとるためのポイントと心構え
家族 家族 2018.03.15

我が子の様子が知りたい!忙しい先生とのコミュニケーションをとるためのポイントと心構え

新年度も間近に控え、子どもの担任の先生がどんな方なのか、親子共々気になるところですね。我が子は今春から入園予定ですが、既にお子さんを園に通わせていらっしゃる親御さんは、忙しそうな先生とコミュニケーションが取れない時に、ヤキモキした経験が一度や二度は必ずあるのではないでしょうか。
今回は、そんな忙しい先生との関わり方と心構えについてお話していきます。

まずはコンタクトを取るためにできることを試してみる

子どもにとっては初めての集団生活。日々色々なことが起こります。
時には、今日一日の出来事だけでなく担任の先生と話したいことが出てきますね。
でも、先生は日頃とてもお忙しそうで、いつお話すればいいのかわからない!また、昨今では(こんなことわざわざ聞いたら、モンペ扱いされちゃうかしら?!)と、過剰に恐れる余り、担任に何も聞けずにいる親御さんもいます。
しかし何もせずに悶々としていても、担任とのコミュニケーションは成立しません。
(解決策)
1.担任でなくてもいいので、手の空いていらっしゃる先生に伝言をお願いする
2.先生のご都合のいい時間帯を確認して電話をする

もしかしたら、先生も多忙で保護者に伝え忘れてしまっているかもしれません。何か話したいことがある時は、伝言や電話なども有効な方法です。
大規模な園では、普段はなかなか先生とじっくり話す時間がないところもあります。面談等で、予め「何かわからないことがあった際はお電話でお伺いさせてくださいね」とお伝えしておくと、いざという時には電話しやすくなります。ただし、日中の保育時間帯は避け、予めかけていい時間を確認しておきましょう。

親のモヤモヤした気持ちは一旦リセットした上で

以前、子どもの通うスイミングスクールで、その日にあった出来事について先生から話がない時、保育士時代には気づかなかった「保護者サイドの気持ち」を感じたことがありました。先生が子どもに対し何かのフォローがないと、親としては残念な気持ちになるものです。
親は何か一度先生に対して小さな疑問を持ち始めると、それがどんどん膨らみ、不信感になってしまうこともありますよね。でも、たいていの場合は「コミュニケーション不足」が原因です。
親自身が園や先生に不満を持っていると、知らないうちに態度や言動として表れてしまい、それがやがて子どもにも波及してしまいます。我が子が先生を敬えなくなり、先生の言うことを聞かなくなってしまっては、かえって有害です。
そこで、親も子どもも先生も一人の人間であることを忘れず、モヤモヤした気持ちを一度リセットして冷静に園や先生と向き合ってみることが大切です。
粗探しはやめて、まずは自分の方からコミュニケーションを取るよう心がけたいものです。

担任の先生を味方につける

担任を味方にというと、「先生のご機嫌を取るの?」「我が子だけひいきをさせるの?」
と思われる方もいるかもしれませんが、実際にはそうではなく、マイナスな考えをリセットして、親の方が話しやすい雰囲気を心がけ、日々のコミュニケーションを取り、先生との良好な関係性を築くことが大切です。
先生である以上、常に子どもへの平等は意識であっても、対保護者となると「話しやすい保護者」と「そうでない保護者」がいます。話しやすい保護者になることで、子どもの日々のことを共有し合えるでしょう。

いかがでしたか?
今回は我が子のこれからの入園を間近に控える母親の1人として、自分への戒めも含めて書かせていただきました。
モヤモヤがマイナスになる前に気持ちを切り替えたり、先生からの報告を待つよりも自分から聞く姿勢を意識したりするだけで、園での子どもの様子や情報が以前より入ってくるようになります。

この記事を書いた人 まゆ先生 専門家としてTV出演実績もある保育士ライター@株式会社子育て研究所 まゆ先生の記事をもっと読む>> 最新記事を毎日お届け
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