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つかず離れず
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つかず離れず

年の瀬も迫り、忘年会シーズンに突入です。
「面倒くさいな」と思う方もいることでしょう。企業勤めの頃は、忘年会の幹事をしてきましたが、特に新人一年目のときは「なぜ通常業務外でこんな苦労をしなければいけないのか」と不満に思ったものです。参加者の嗜好からお店を選んだり、出し物を考え準備したりと頭を悩ませたものです。
今でも思い出すのが、忘年会をした後は、チームの雰囲気も和やかになり、自分自身も先輩方に仕事の相談などしやすくなったという変化です。業務外だからこそ個人の人柄を知る機会になり、良好なコミュニケーションが図れるきっかけにもなるのだと学びました。

ただし、「仲良し」という関係にはなりませんでした。
遠く離れている私の祖母が体調を崩し、すぐに駆けつけたいと上司に相談したのですが、「締め切りの仕事は終わっている?」と返されました。先輩方と公私共に心を分かち合える関係になれるのかしらと少し期待をしたのですが、そこは線引きをされてしまいました。“ビジネスライク”を理解した瞬間でした。

そう、仕事で重要なのは協調性で、ただ仲良くなることではないのです。
協調性と「仲良し」はまったく別のものということに気付けば、必要以上に仕事の「仲良し」な人間関係に煩わされることもなくなるのではないでしょうか。
また、気の合う人とだけ仕事ができれば良いのですが、残念ながらそうはいきません。苦手だなと思う人とも仕事で関わる必要があるため、避けることは出来ないのです。仕事の人間関係は、ある意味「強制される人間関係」なのです。そのため、割り切る気持ちも必要なのです。

仲良しでもなく、離れるのでもない“つかず離れず”のベストな関係は、社内だけでなく対お客様でも同じことが言えます。お客様に言いにくいことを伝えなければいけないこともあるでしょう。そのときに、中立的な立場で行動できるようにするためには、ほどよい距離感を保っておく必要があるのです。

サラッと書いていますが、“つかず離れず”の関係は難しいなと私は感じています。
どちらかというと、世話焼きな方なので面倒くさがられる方です。
そして、子どもが生まれ「ママ友」という新しい存在との関係に悩まされています。
ただ、年齢とともに、ほんの少しだけ、距離を置くことが分かってきたように思います。

自戒も含め、“つかず離れず”を大事にしましょう。

この記事を書いた人 まちださやこ 大手教育出版社出身の編集者@株式会社子育て研究所、保育士の資格をもつライター。2児の母。 まちださやこの記事をもっと読む>>